2009 Fiscal Year Annual Research Report
アジア太平洋地域における知的財産教育を含む連携工学設計教育ネットワークの構築
Project/Area Number |
21300296
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Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
松石 正克 Kanazawa Institute of Technology, 基礎教育部, 教授 (60329373)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古川 哲郎 金沢工業大学, 基礎教育部, 講師 (40343644)
山川 武人 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (30387344)
竹俣 一也 金沢工業大学, 基礎教育部, 准教授 (50167491)
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Keywords | 工学設計 / 国際交流 / 工学教育 |
Research Abstract |
本研究では、我が国発の工学設計の実践教育を外国の大学と共同して実施し、その運営法を検討する。教育実践では、これまで金沢工業大学が推進してきた工学設計教育に外国人学生が参画し、チーム活動を実施し、工学設計プロセスを体験する方式を採用する。さらに、本学のこれまでの教育経験を基に外国の提携校とのプロジェクト活動において学生の知財教育をどのように進めたらよいかを検討し、授業実践を通して学習内容を具体化していく。 平成21年度は以下の通り実施した。 (1)提携校における工学設計教育の調査 米国および韓国の各提携校を訪問し、工学設計科目の連携授業実践の可能性について調査し、交流に必要な教材や運営方式について検討した。 (2)提携校における知財教育についての調査 シンガポール、米国、台湾、韓国等にある各提携校の知財関係の教育内容を精査し、本学の現状と比較し、連携授業開始前にどのような準備が必要かを検討した。 (3)同期型授業運営システムの運営 学生のプロジェクト活動を推進するためのウェブコミュニケーションシステムを構築し、実際の工学設計の授業において運営した。また、このシステムを活用した連携授業実践を、学生のプロジェクト活動にどの程度まで取り入れることが有効かについて検討した。さらに知財教育用の教育システムの基盤を構築した。 (4)地域環境計測とデータ整理 地域環境に関連したプロジェクトテーマが遂行された場合に備えて、地域の基礎的な環境データを整備した。
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