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2010 Fiscal Year Annual Research Report

実技データの解析によるスキル評価と学習支援法

Research Project

Project/Area Number 21300313
Research InstitutionSeikei University

Principal Investigator

小方 博之  成蹊大学, 理工学部, 教授 (20349161)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 村松 大吾  成蹊大学, 理工学部, 助教 (00386624)
Keywordse-ラーニング / コンピュータ・ベースド・テスティング / スキル評価 / 学習支援 / 実技試験自動化
Research Abstract

本研究の目的は、ものづくりやスポーツにおける人間のスキルの本質を究明し、その成果を利用して、スキル評価可能なコンピュータ・ベースド・テスティングシステムを実現することにある。本年度は、特にスキルにおける筋肉の使い方の寄与や役割を解明し、スキルの自動評価へと結び付けていくことをめざした。本年度のテーマに関して以下を実施し、成果を得た。(1)適切な評価対象課題の検討を行った。前年度までのゴルフパタースウィングにかえ、筋肉の使い方とスキルとの関連がより明瞭な、鉄棒の逆上がりを課題に設定した。(2)大学生を被験者に、評価指標の抽出を目的として、ワイヤレステレメータシステムによるデータ収集を行った。(3)逆上がりスキルを有する被験者群および有しない被験者群内で、それぞれスキルに関連した共通特徴の抽出を試みた。(4)共通特徴は必ずしも出現せず、当該課題においては、前年度までに開発した、複数の特徴出現の程度をベースとする評価法を適用できないことが知見として得られた。これは被験者の筋肉量の相違によるフォームの違い等に起因すると解釈される。そこで、特徴出現の不確実性を考慮した新たな評価法を考案した。(5)筋電計で得られた値の時系列的変化を追跡しても、詳細な生起事象の解釈が困難な場合が多い。そこで筋電計に、カメラ、加速度センサを加えたデータ収集を改めて行い、総合的に分析することで、生起事象の解釈を行った。なお、より精密な分析を行うにはセンサ間の同期を正確にとる仕組みを構築する必要がある。

  • Research Products

    (2 results)

All 2010

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 加速度センサを用いたパッティングのスキル評価2010

    • Author(s)
      大久保勇作
    • Organizer
      精密工学会
    • Place of Presentation
      名古屋大学(愛知県)
    • Year and Date
      2010-09-27
  • [Presentation] 加速度センサを利用した実技評価システム2010

    • Author(s)
      小方博之
    • Organizer
      日本テスト学会
    • Place of Presentation
      多摩大学(東京都)
    • Year and Date
      2010-08-31

URL: 

Published: 2012-07-19  

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