2012 Fiscal Year Annual Research Report
博物館における鑑賞と鑑賞支援における社会学的・工学的ヒューマンインタフェース研究
Project/Area Number |
21300316
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Research Institution | Tokyo University of Technology |
Principal Investigator |
山崎 晶子 東京工科大学, メディア学部, 准教授 (00325896)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久野 義徳 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (10252595)
小林 貴訓 埼玉大学, 理工学研究科, 助教 (20466692)
小野 哲雄 北海道大学, 情報科学研究科, 教授 (40343389)
池田 佳子 関西大学, 国際部, 准教授 (90447847)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | ミュージアムの鑑賞 / 相互行為分析 / 会話分析 / 多文化 / 日系 / 社会学 / ヒューマンコンピュータインタフェース / ヒューマンロボットインタフェース |
Research Abstract |
24年度の活動 1,ビショップミュージアム(アメリカ合衆国ハワイ)での調査を行った。日系人の母国語である英語に加え 日本語を話すガイドの方にご協力をえて、英語話者と日本語話者の鑑賞者に特別展示であるハワイの日系移民に関する展示の解説をしていただいた。この結果を分析した。2, 日本語話者の被験者と英語話者の被験者に、観賞支援ロボットによる実験を行った。結果は、ロボットの視線などの身体的行為と発話などの言語的行為の協調が、日本語話者だけではなく英語話者にも有効であることを示した。3,研究成果を論文として投稿した。 本研究の意義は四つある。 1,科学系・美術系・歴史系 ミュージアムを横断的に調査し、それぞれにおける観賞のありかたを、ガイドと鑑賞者の関係を中心にして、相互行為分析を行った。2,日本のみならずカナダ・アメリカにおいて、歴史系ミュージアムの調査を行い、分析を行った。3,多文化を体験している移民とミュージアムでの、その展示と解説という問題に着目した。そこで、第二次世界大戦前に日系移民が生活したバンクーバー、アメリカの日系移民が強制収容されたマンザナーの展示施設での解説、戦前のアメリカにおける日系人の最大の拠点の一つだったロサンジェルスの日系人博物館、もう一つの大きな拠点であるハワイの日本文化センターでのインタビューやビデオ撮影を行い、貴重なデータを得ると同時に、それらの分析を行った。4,観賞支援研究に関しては、日本人に対するミュージアムガイドロボットによる支援は、最も難易度の高い査読付きの論文誌の一つJournal of Pragmaticsに掲載され、推奨論文としてACMのコラムに掲載された。また 難易度の高い国際学会のHuman-Robot Interactionでも論文として発表し、高く評価されている。また英語話者と日本語話者の比較は、論文として現在投稿中である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Presentation] Question Strategy and Interculturality in Human-Robot Interaction
Author(s)
M. Fukushima, R. Fujita, M. Kurihara, T. Suzuki, K. Yamazaki, A. Yamazaki, K. Ikeda, Y. Kuno, Y. Kobayashi, T. Ohyama, E. Yoshida
Organizer
HRI2013 Late breaking Report
Place of Presentation
東京、日本、日本科学未来館
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