2009 Fiscal Year Annual Research Report
試験問題統計情報のデータベース化と自然言語処理技術を用いた統計的解析
Project/Area Number |
21300320
|
Research Institution | The National Center for University Entrance Examinations |
Principal Investigator |
石岡 恒憲 The National Center for University Entrance Examinations, 研究開発部, 准教授 (80311166)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大津 起夫 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 教授 (10203829)
橋本 貴充 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 助教 (20399489)
|
Keywords | 自然言語処理 / 情報システム / 統計数学 / 人工知能 |
Research Abstract |
試験問題の属性には ・素材文、あるいは選択肢の難読性に関するもの ・出題形式に関するもの(質間形式、選択肢数など) ・素材文のジャンル(現代文(評論・小説)/古文/漢文、会話文/説明文などの別) に関するものがあり、これらの属性による難易度予測と、試験情報データベースとのシームレスな統合を実現するために、システムの開発やデータベースの整備を図る。またこれらの属性は、人間が判断するものでなく、可能な限り、最新の自然言語処理技術を用いて自動的に取得する。今年度は以下を実施した。 1)試験問題の言語処理上の属性情報の抽出;試験問題の属性情報の項目の洗い出しを行い、それで過不足がないかの検討を行なった。 2)現在の試験問題情報データベースとの統合システムを試作した。 3)マシン環境の整備;LAN上でWebブラウザによって統計情報を容易に検索できるように、今回、獲得された試験問題属性に関する統計量を記述したHTMLファイルをサーバに置いた。 4)XML化に向けた関連調査;格納データのXML化についても検討を加えた。 次ページ以降に記載の通り、数多くの研究成果を挙げた。これら一連の成果が認められ、石岡が3年連続でMarquis Who's Who in the World(今年度は2010年版)に掲載された。
|
Research Products
(10 results)