2012 Fiscal Year Annual Research Report
気候変動が引き起こす原生動物の多様性減少モニタリングのための分類学的基盤の構築
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21310024
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
重中 義信 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 名誉教授 (60033859)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
洲崎 敏伸 神戸大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (00187692)
芳賀 信幸 石巻専修大学, 理工学部, 教授 (10218381)
月井 雄二 法政大学, 自然科学センター, 教授 (20163777)
堀口 健雄 北海道大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (20212201)
安藤 元紀 岡山大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (20222789)
太田 尚志 石巻専修大学, 理工学部, 准教授 (20364416)
谷口 旭 東京農業大学, 生物産業学部, 教授 (30002091)
福田 康弘 東北大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (50527794)
石田 秀樹 島根大学, 生物資源科学部, 准教授 (70201316)
島野 智之 宮城教育大学, 環境教育実践センター, 准教授 (70355337)
春本 晃江 奈良女子大学, 自然科学系, 教授 (80198936)
北出 理 茨城大学, 理学部, 准教授 (80302321)
楠岡 泰 滋賀県立琵琶湖博物館, 研究部, 専門学芸員 (80359265)
高橋 忠夫 西九州大学, 健康福祉学部, 教授 (90116616)
今井 壯一 日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 教授 (90120758)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 生態系影響評価 / 生物多様性 / 気候変動 / 地球温暖化 / 原生生物 |
Research Abstract |
1. 日本の原生動物のインベントリー・データベースの構築 平成24年度も前年度に引き続き、1)種名リストの作成、2)生息地リストの作成、3)文献リストの作成、により「日本原生動物インベントリー・データベース」を構築した。各分類群の担当者は、既存種の基礎データを詳細に分析し、分類学的な最新の情報を用いて、特に種名リストについてデータベース記載事項の再確認(シノニムに関する表記など)、分類学的に適切かつユーザー・フレンドリーなデータベースの構築を目指した。 2. 分類学的基盤整備と多様性の保全を目的とした分布調査 前年度に引き続き、平成24年度は屋久島での調査を実施した。様々な分類群の専門家が、同一地域内の海水・汽水・淡水の湖沼・土壌および寄生性の原生動物の調査を行い、各分類群の専門家が現地について多様性減少モニタリングをするとともに、環境変異が原生動物の多様性減少に及ぼす実態を調査した。 また、本年度は本研究課題の最終年度であったので、研究の総括を行い、本研究の今後の発展に繋げるための活動も行った。具体的には、前年度に立ち上げたホームページをさらに充実させ、本研究課題で実施した研究成果を反映させたものとして公開した。また、本研究課題の成果を、平成24年9月に日本動物学会の大会中に一般公開シンポジウムとして発表した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(37 results)