2012 Fiscal Year Annual Research Report
製品戦略および製品開発と工場システムとの統合化プロセスのリファレンスモデル開発
Project/Area Number |
21310094
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Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
玉木 欽也 青山学院大学, 経営学部, 教授 (40188420)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 一衛 成蹊大学, 理工学部, 教授 (80175083)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | PLM / 製品プラットフォーム / 製品戦略 / 製品開発 / 製品ア-キテクチャ / 工場システム / 生産システム / 生産マネジメント |
Research Abstract |
①PLM統合化業務プロセスのリファレンスモデル:製品企画と製品設計間を結ぶ「機能設計の業務プロセス」を図形式で表現規定できる「記述モデル技法」を研究開発し、自動販売機の一部に機能設計を実施し、実用可能性を確認した。②プロジェクトマネジメント:複数品種の製品群に及ぶ製品開発を「マルチプロジェクト管理」と捉え、全体系を製品ラインアップとしてまとめ、製品群を構成する製品プラットフォーム・機能ユニット・各種部品の共通化を図り、「バリエーション管理」ができる技法を構築した。③複数の製品ラインを俯瞰した製品アーキテクチャ戦略:前述②の一部の具体化として、複数の製品ラインや品種に対して製品アーキテクチャ分析を実施し、共通機能モジュールユニット/共通部品を考慮した設計部品表(E-BOM)の表記方法を考案し、自動販売機の複数製品群を対象として実用した。④製品アーキテクチャ戦略に対応した工場システム計画:最終製品組立ラインとそれに接続されている複数のサブ組立ライン間に対する同期化の分析法と、各組立ラインに包含される各作業ステーション(WS)内で、複数の製品品種を構成する個々の主要部品が、どこの組立ラインやWSで、製造活動のために使用または運搬されているのかを関連づけて可視化する技法を開発した。⑤需供戦略/生産マネジメント:最終製品組立ラインと各サブ組立ライン間の工程間仕掛品数や、各ライン内の各WS間の仕掛品数を、工場全体規模で1台の自動販売機の生産スループットタイムを観測する技法を開発し、自動販売機の工場全体の観測へ実践した。⑥生産システム構成法:最終製品組立用の多品種混合ラインを対象として、ロット切替え方式から1個流し生産方式へ改良した場合を想定して、3D-CG生産ラインシミュレータを活用した生産ラインのモデリングと、多品種の投入順序のシミュレーション実験を一貫して行える技法を開発した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(22 results)