2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21310099
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
三好 博昭 同志社大学, 総合政策科学研究科, 教授 (80399055)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芳賀 博英 同志社大学, 理工学部, 教授 (30268114)
金田 重郎 同志社大学, 理工学部, 教授 (90298703)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 高度道路交通システム(ITS) / 交通事故 / 温室効果ガス / 燃費規制 / 政策研究 / 経済理論 |
Research Abstract |
今年度は補助事業期間の最終年度であり、過去3ヶ年の研究の集大成として、研究成果の社会還元に努めた。また、内外から著名な研究者を招聘して講演会を開催すると共に、本研究の成果を国際的な共同研究に発展させていくべく意見交換・準備を行った。以下、主なものについて記述する。 まず、社会還元としては、平成24年6月に、本研究の研究代表者主宰の下、同志社大学で開催した国際シンポジウム「サステイナブルな都市交通の構築に向けて-自動車の新技術をどう活用していくか-」において、安全ITS分野の研究成果を発表し、議論を行った。次ぎに、研究者を招聘した講演会は4回開催した。内、2回については以下のとおり海外から講師を招聘した。 1.Dr. Annela Anger(ケンブリッジ大学 Senior Research Associate), Regulating Carbon Emissions in the Transport Sector, 2012年10月18日, 於 同志社大学東京オフィス 2.Dr. Bert van Wee(デルフト工科大学 教授), Paying per Km. Lessons from the Dutch Per-kilometre Tax Proposal, 2012年11月21日, 於 同志社大学東京オフィス 以上の発表・講演会の他、今年度は、これまでの研究と異なる新しい取り組みとして、マルチエージェント・シミュレーション技術を使ったITSの普及シミュレーション分析を行った。その結果、安全ITS普及にはタイミング、規模、ターゲットを考慮した宣伝や助成及び割引制度が効果的であることを見いだした。これは、これまでの厚生経済学的手法では得られなかった新たな知見である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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