2010 Fiscal Year Annual Research Report
薬物依存症者回復のための総合的研究-ドラッグ・コート導入のアクションプラン
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21330019
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Research Institution | Ryukoku University |
Principal Investigator |
石塚 伸一 龍谷大学, 大学院・法務研究科(法科大学院), 教授 (90201318)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金 尚均 龍谷大学, 大学院・法務研究科(法科大学院), 教授 (00274150)
浜井 浩一 龍谷大学, 大学院・法務研究科(法科大学院), 教授 (60373106)
丸山 泰弘 龍谷大学, 矯正・保護総合センター, 研究員 (60586189)
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Keywords | 刑事政策 / 刑法 / 犯罪学 / 薬物依存 / 処遇評価 |
Research Abstract |
2010年度は、回復プログラムの構築およびプログラムの担い手の養成のため、(1)薬物依存症者回復支援セミナーの開催、(2)効果的なプログラム構築のために諸外国での調査研究、(3)司法・医療・福祉のバランスのとれた協働システム構築、ならびに(4)コーディネーターおよびファシリテーターの養成を主たる活動目標とした。 上記目標を達成するため、2009年4月(年度目標の確認)、同年6月(成果公表の準備)、同年7月(セミナーの準備)、同年9月(同上)および2010年1月(次年度目標の確認と活動計画の策定)の5回の全体会議を開催した。このほか、セミナー準備のため8月、11月および3月の3回のスタッフ会議を開催した。 研修セミナーについては、2009年7月24・25日(京都)、同年10月9・10日(北九州)、および同年11日・12日(金沢)の3回のセミナーを主催した。このほか、8月のダルク25周年記念フォーラムへの参加(浅草公会堂)、同月のフィリピン薬物問題研究会の主催(龍谷大学)、10見の薬物乱用防止中期戦略検討会の主催(龍谷大学)、12月のワンデーポート・セミナーの共催(龍谷大学)などを行った。また、2009年5月に石塚、2010年3月に浜井が、それぞれドイツとイタリアにおいて実情を調査した。 成果発表としては、「〔特集〕DARSの理論と実践」(『龍谷大学矯正・保護研究センター研究年報』第7号2010年)4~157頁を発表した。 以上のように、研修セミナーの開催および研究成果の発表・研修教材の開発を通じ、(1)(3)および(4)の目標は着実に達成した。研究者の海外派遣によって(2)も実施した。 最終年である2011年度は、研究目的達成のため研究計画を着実に履践するとともに、調査研究の成果をまとめ、論文・学会報告・書籍・シンポジウム等によって積極的に公表する予定である。
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Research Products
(5 results)