2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21330043
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
松島 斉 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (00209545)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | オークション / 実験経済学 / ゲーム理論 / メカニズムデザイン / 行動経済学 / 電波配分 |
Research Abstract |
繰り越し分などを利用することによって、2013年11月27,29日(東京大学)、2014年1月21,22日(京都大学)、2月18,19日(東京大学)に、経済学実験をおこなった。組み合わせ入札について、SMRA,Clock, VCG, Ausubel, Proxy Ausubelなどといった、ことなる入札ルールを比較検討した。日本の周波数オークション実施をモデルに、実験デザインをした。当初予定していた二次取引はさらに延期を決定した。なぜならば、入札の結果が予想されたものと大きく異なったこと、Proxy Ausubelというルールが、新しい案であるにもかかわらず、すぐれたパフォーマンスであった、こと、などが理由である。ルールに応じて二次取引の設定もかわるため、当初SMRAのみを検討していたのをやめにすることとした。これらは、非公開のハンドアウトとして、柳川範之(東京大学)、尾山大輔(東京大学)、安田洋祐(大阪大学)、佐野隆司(京都大学)、久保田昌幸(東大院生)の共同で、まとめられた。Proxy Ausubelという新しい入札ルールが、効率的配分および、入札行動の安定という2点、および高くない入札者金銭負担という追加点、において、優れていることが分かった。ただし、実験データは最初の結果であるためまだまだ不足している。しかし、実践的な組み合わせ入札の方式としては、今回の実験結果は有力な資料となる。将来の研究への大きなステップである。また、電力などでかんがえられているclockのパフォーマンスが悪いという結果がでた。この知見も新しいものであり、情報完備の仮定がきいていると考えている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)