2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21330093
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
桑田 耕太郎 首都大学東京, 社会科学研究科, 教授 (50186558)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松嶋 登 神戸大学, 経営学研究科, 准教授 (10347263)
高橋 勅徳 首都大学東京, 社会科学研究科, 准教授 (70352482)
水越 康介 首都大学東京, 社会科学研究科, 准教授 (60404951)
高木 俊雄 沖縄大学, 法経学部, 講師 (80409482)
吉田 満梨 首都大学東京, 社会科学研究科, 助教 (30552278)
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Keywords | 経営組織 / 経営情報 / 戦略 / マーケティング / 実践 / 管理 / 制度 |
Research Abstract |
平成21度は「経営学の実践的転回」という研究課題について、(1)経営学の個別領域における実践的転回を理論的に整理・検討すると同時に、(2)個別の研究領域の垣根を越えた理論的検討を行った。 (1) まず、経営学の個別領域における実践的展開については、組織論ならびに企業家研究を対象とした実践的転回にかんする理論的な検討の成果が、専門学術誌である『組織科学』(査読付き)、ならびに『経営学史学会年報』(査読付き)に掲載された。また、2009年11月に研究分担者である高橋勅徳が、日本ベンチャー学会 学会賞 清成忠男賞を受賞した。経営情報論を対象とした検討の成果は、日本情報経営学会第59回全国大会にて、発表された。また、2009年11月に研究分担者である松嶋登が、日本情報経営学会 学会賞 論文賞を受賞した。更に戦略論を対象とした予備的な検討の成果は、2本の紀要に取りまとめられた。最後に、マーケティング研究における実践的転回の予備的検討として、日本商品学会全国大会、ならびに経営戦略学会研究会においてそれぞれ発表された。 (2) 次に、経営学の個別領域を超えた実践的転回の理論的の成果は研究代表者である桑田耕太郎によって、その全体像が専門学術誌である『組織科学』に公開された。 なお、本年度は、9月に本研究の中間報告として行った学会発表において、経験調査に向けた調査方法論を確立する必要性について指摘を受けたことから、経費の一部を平成22年度に繰越し、.新たな研究協力者を追加し、平成22年9月に沖縄大学で開催した研究会において、調査方法論の検証を行った。
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Research Products
(27 results)