2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21330093
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
桑田 耕太郎 首都大学東京, 社会科学研究科, 教授 (50186558)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松嶋 登 神戸大学, 経営学研究科, 准教授 (10347263)
高橋 勅徳 首都大学東京, 社会科学研究科, 准教授 (70352482)
水越 康介 首都大学東京, 社会科学研究科, 准教授 (60404951)
高木 俊雄 沖縄大学, 法経学部, 准教授 (80409482)
吉田 満梨 立命館大学, 経営学部, 准教授 (30552278)
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Keywords | 経営組織 / 経営情報 / 戦略 / マーケティング / 実践 / 管理 / 制度 |
Research Abstract |
平成22年度は「経営学の実践的転回」という研究課題について、(1)経営学の個別領域における実践的転回を、戦略論、マーケティング研究を重点的な領域として取上げて理論的に整理・検討し、(2)個別の研究領域の垣根を越えた理論的検討を行うと同時に、(3)来年度、重点的な検討領域として取上げることを予定している各領域について予備的検討を行った。 (1)経営学の個別領域における実践的転回については、戦略論を対象とした実践的転回にかんする理論的な検討の成果が日本情報経営学会、ならびにモントリオールで開催されたAcademy of Management Annual Meetingにおいて、戦略論を対象とした実践的転回の統轄・総括を担当する高木によってその成果が報告された。また、マーケティング研究を対象とした検討の成果は、リスボンで開催されたEGOS Colloquiumにおいて、マーケティング論における実践的転回の総括・統轄を担当する水越、吉田らによって、その理論的な検討の成果、ならびに予備的な経験的検討の成果が報告された。 (2)経営学の個別領域を超えた実践的転回の理論的検討に関する成果は、研究代表者である桑田によって、組織学会年次大会において、その予備的検討の結果が報告された。また、平成22年8月に首都大学でマーケティング研究を対象とした検討に関する成果、平成22年9月に沖縄大学で戦略論を対象とした検討に関する成果を報告する研究会を開催し、それと平行して、経営学の個別領域を超えた理論的射程についての検討が行われた。 (3)来年度に重点的な検討領域として取上げることを予定している領域に関する予備的検討としては、昨年度より継続して取上げてきた中小企業研究における実践的転回、ならびに技術論における実践的転回を対象とした検討が行われた。
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Research Products
(21 results)