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2012 Fiscal Year Annual Research Report

楽器のブランド形成メカニズム解明に関する実証的研究

Research Project

Project/Area Number 21330102
Research InstitutionKyoto Sangyo University

Principal Investigator

大木 裕子  京都産業大学, 経営学部, 教授 (80350685)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 柴 孝夫  京都産業大学, 経営学部, 教授 (00135641)
Project Period (FY) 2009-04-01 – 2013-03-31
Keywords楽器ビジネス / ビジネスモデル / 伝統産業
Research Abstract

本研究では第一に、世界の楽器産業クラスターの所在を明確にしたマッピングを行う。第二に、楽器を取り巻くアート・ビジネスへの展開を、環境的・社会的要因、産業クラスターでの技術継承とイノベーション、知的財産権といった視点から整理する。第三に、頂点となる高級手工芸品から裾野に広がる量産普及品に至る楽器生産の全体像の中で、クラスターを中心とした楽器のブランド形成に関わるダイナミズムを解明する。という三点を目的として研究を遂行してきた。 研究では、価格設定の方法が極めて曖昧な楽器ビジネスに着眼し、その流通プロセスの特徴を明らかにすると共に、産業クラスターにおける技術から芸術へと昇華させる知の変換メカニズムと絡めて、楽器をめぐる世界のアート・ビジネスの現状と将来像を焙り出すことができた。  特に本年度はこれまでの調査研究をもとに、最終年度としての研究統括をおこなった。このために、これまでの研究において不足している情報を補足するための調査を実施するとともに、理論構築に向けて研究者による議論を重ねてきた。 本年度の研究実績としては以下のものがあげられる。①これまでに得た全ての調査結果に基づき、統合モデルを提示するとともに、楽器をめぐるブランド形成のダイナミズムに関する理論構築に着手した。②実践的な理論構築のために、経済界の研究会にて、これまでの研究成果について講演をおこない、フィードバークされた情報をもとに仮説を精査した。③海外研究協力者と、理論構築に向けた研究者会議をおこなった。関連する研究者たちとの議論も重ね、更なる精緻化を目指した。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2012

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] ピアノをめぐるマーケティング戦略の変遷:スタインウェイとヤマハ2012

    • Author(s)
      大木裕子
    • Journal Title

      経営行動研究学会年報

      Volume: 2012 Pages: 93,98

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2014-07-24  

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