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2011 Fiscal Year Annual Research Report

選好の構成過程パターンの解析と応用

Research Project

Project/Area Number 21330107
Research InstitutionKwansei Gakuin University

Principal Investigator

山本 昭二  関西学院大学, 経営戦略研究科, 教授 (80220466)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 羽室 行信  関西学院大学, 経営戦略研究科, 准教授 (90268235)
Keywords意思決定過程 / 消費行動 / 感情 / 認知科学
Research Abstract

昨年度に引き続き本研究では、意思決定過程の追跡とその分析に関して、実験システムの開発を行いこれを実用化することに成功した。開発した「選」というシステムには、既存研究で行われてきたマトリクス型の情報提示ボード、一対比較が出来るシステム、カテゴリーへの振り分け実験の三種類の調査方法を実装した。これによって、様々な実験方法が利用できるだけではなく、それぞれの意思決定の方法によって被験者に選択、評価を行わせることで異なる意思決定経路をシミュレートするこどが可能となった。
このシステムの開発過程では、数度のシステム改良が行われてきている。今年度もそれぞれの実験手法間の連携を強化することが出来るようになったことで、消費者の選択肢の絞り込み過程などが再現できるようになった。その結果、製品クラスへの関与や選択行動への感情が情報取得量に影響することや取得する情報の種類に影響を与えることサービス製品、最寄品・買回品で取得される情報に違いがあることなどは、当初の仮説通りに実証できた。
また、当初予定していた感情に関する尺度の開発も4回の実験によって安定性が確かめられ、論文としてまとめられる予定である。ただ、情報取得過程を追跡する分析では、当初予定していたデータマイニングの手法を使うことは現在では行われていない。それに代わってWebページを使った実験サイトの構築を行っている。これは、マトリクス型の情報提示ボードを使った実験の分析ではブランド方向と属性方向の取得パターンの分析を中心に進めているのに比べてWebページでの商品の選択に関しては、ログ情報を元にしてデータ処理を行うことを実施した。
この結果は、ショッピングサイトの構築に利用されることになっており、本研究の将来の発展の方向を示唆するものとなっている。

  • Research Products

    (3 results)

All 2011

All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 2 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] Predicting Noise Trader Behavior through Mining Newspaper Articles2011

    • Author(s)
      Okada, K., Hamuro, Y.
    • Journal Title

      Learning for Logics and Logics for Learning, 7th Workshop Osaka University, in cd-rom

      Volume: (CD-ROM)

    • Peer Reviewed
  • [Journal Article] ホテル業界における口コミ情報に基づいた顧客満足度予測モデルの構築とポジショニング分析2011

    • Author(s)
      藤井絵美子, 植野剛, 中元政一, 東高宏, 加藤直樹, 羽室行信
    • Journal Title

      情報処理学会WebDB Forum 2011

      Volume: (CD-ROM)

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] サービス製品の評価過程2011

    • Author(s)
      山本昭二
    • Organizer
      第61回日本商業学会全国大会
    • Place of Presentation
      熊本学園大学
    • Year and Date
      2011-05-29

URL: 

Published: 2013-06-26  

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