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2009 Fiscal Year Annual Research Report

日本のスクールソーシャルワーカーに求められる専門的知識・技術に関する調査研究

Research Project

Project/Area Number 21330145
Research InstitutionMukogawa Women's University

Principal Investigator

半羽 利美佳  Mukogawa Women's University, 文学部, 講師 (70330503)

Keywordsスクールソーシャルワーク / スクールソーシャルワーカー養成カリキュラム / スクールソーシャルワーカー継続研修 / 国際比較 / 日本・アメリカ・カナダ・韓国
Research Abstract

本研究は、4年計画にて、日本、アメリカ、カナダ、韓国のスクールソーシャルワーカーに対してアンケート調査を行い、それぞれの調査結果を比較分析して、日本のスクールソーシャルワーカーに求められる専門的知識や技術の抽出を行い、日本のスクールソーシャルワーカー養成や継続研修のカリキュラムを提示することを目的としている。
初年度である平成21年度は、平成22年度から順次行う予定である4カ国でのアンケート調査をより有効なものとするために、アンケート用紙の項目づくりのための基礎データの収集を行った。具体的には、研究協力に了承を得られた北海道、東京、滋賀、兵庫、岡山、香川、佐賀、沖縄の現役スクールソーシャルワーカー計15名に対して、それぞれ約3時間のインタビュー調査を行った。インタビューでは、個人が特定されないように配慮しながら、それぞれのスクールソーシャルワーカーが担当したケースについて、そのケースに対する見立て、具体的な動き(活動内容)、活用したもしくは必要とした理論・知識・技術・職業倫理等について、丁寧な聞き取りを行った。インタビューで聴取した内容は逐語記録におこし、グラウンデッドセオリーを用いた分析に着手している。この分析は平成22年度も継続して行い、アンケート調査項目に発展させる。
インタビュー調査と並行して、平成22年度から24年度にかけてアメリカ、カナダ、韓国でアンケート調査を実施していくための下準備にも着手した。具体的には、各国のスクールソーシャルワーカー協会もしくはそれに準ずる団体の代表等と連絡を取り合い、調査協力を得るための交渉および調整を行った。各国からはおおむね調査協力に対する了解を得られている。平成22年度も引き続き調査実施に向けての調整(時期、規模、回収方法等)を行う。

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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