2009 Fiscal Year Annual Research Report
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21330180
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| Research Institution | Hiroshima University |
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Principal Investigator |
山本 眞一 Hiroshima University, 高等教育研究開発センター, 教授 (10220469)
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| Keywords | 教職協働 / 大学経営人材 / 管理職 / 専門職 / 大学教員 / 大学職員 |
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| Research Abstract |
本研究は、従来の職員研究にとどまることなく、現実に大学経営を担っている教員出身や外部から招いた管理職や専門職に着目して、教職協働の観点から、人材の位置づけや総合的な能力養成方策を考えるものである。今年度は初年度として、当初の計画に沿って以下のような研究を行った。
第一に、わが国の大学の管理運営および経営体制の実態ならびに大学経営人材の実態を、事務職員に加えて、教員出身の大学管理職・専門職および外部登用人材にも着目しつつ、予備的に調査を行った。これは研究のスタートとなるものであり、また、平成22年度に予定する大規模な全国実態調査設計のためのプレテストとしての意味を持つ。このため、立命館大学、東京大学など主要大学を訪問し、教員出身および外部人材から登用された管理職および専門職へのインタビューにより、彼らの実態、大学での役割期待、教員でなければできない仕事、職員との協働の在り方などについて詳しく聴取し、問題の構造化を図った。
第二に、わが国および諸外国の大学経営人材に関する制度や実態を精査することとし、各種の政府関係報告書や研究書、研究論文の解析によって行い、また、場所を選んで訪問調査を行うこととした。このため、進んだ高等教育システムを維持している米国、英国などの事例を紹介した文献に当たったほか、近年高等教育システムに関して積極的に調査研究活動を進めているOECDの各種レポートも対象に含めた。訪問調査は、国内については、上記1の活動に併せて、当該大学の理事や事務局長クラスを中心にインタビュー調査を行い、当該大学における大学経営人材養成の実際について、情報収集に当たった。また外国については、平成21年度は米国、中国を対象に行った。
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Research Products
(3 results)
