2009 Fiscal Year Annual Research Report
高精細動画を取得可能な次世代カプセル内視鏡用超広帯域インパルス無線技術の開発
Project/Area Number |
21360182
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
塙 雅典 University of Yamanashi, 大学院・医学工学総合研究部, 准教授 (90273036)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松井 章典 埼玉工業大学, 工学部, 准教授 (20255144)
野中 弘二 高知工科大学, 工学部, 教授 (70330777)
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Keywords | UWB-IR / On-Off Keying / 数値人体ファントム / 生体等価ファントム / PVA / 硼砂 / 25GHz帯TSA / スペクトルスクランブル |
Research Abstract |
平成21年度は4つの班(UWBシステム班,UWBアンテナ班,パルスレーザ班,光信号処理班)で並行して研究を進めた.UWBシステム班では,国立情報通信研究機構作成の数値人体ファントムをUWB信号の伝搬解析に適用するための高解像化手法を提案し,3.1GHzから10.6GHzの全UWB帯域をカバーするUWB-IRパルスの人体組織伝搬特性を数値的に評価できるようにした.またPVAと硼砂の架橋反応を利用したゲル状生体等価ファントムを作成し,当該ファントムがUWB全帯域にわたって人体の筋肉,皮膚,脂肪の誘電率をよく模擬することを確認した.UWBアンテナ班は小型・広帯域な低指向性アンテナについて文献調査を行うとともに,25GHz帯UWB信号用広帯域TSAの設計,試作,特性評価を行った.パルスレーザ班は短光パルス光源の安定性向上を目的として,帰還パルスの波長依存性,帰還機構としてDLC型部分反射ミラーの代わりにFBGを用いた場合の評価を行った.光信号処理班はOOK-UWB-IR信号の高速伝送時の送信電力向上のために,光2×2スイッチを用いたスペクトルスクランブル方式について検討し,ビットレートの2割程度の速度のスクランブルを行えば10dB程度の送信電力向上が行えることを明らかにした.
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Research Products
(7 results)