2009 Fiscal Year Annual Research Report
コミュニティ・バイシクルの地域特性を配慮した適応可能性についての研究
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21360297
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Research Institution | Kyoritsu Women's University |
Principal Investigator |
青木 英明 共立女子大学, 家政学部, 教授 (40265749)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保田 尚 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (80205145)
中村 文彦 横浜国立大学, 工学系研究院, 教授 (70217892)
大森 宣暁 東京大学, 工学(系)研究科, 講師 (80323442)
高見 淳史 東京大学, 工学(系)研究科, 助教 (40305420)
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Keywords | コミュニティ・バイシクル / 自転車の共同利用 / ステーション / ヴェリブ / バークレイズ・サイクル・シェア / 名チャリ / ポロクル / モビリティ・マネジメント |
Research Abstract |
2009年予定していたスペイン、バルセロナ市のBicing社長カバーニョス氏講演会が急なキャンセルにより開催ができなくなった。Bicing社は、自転車共同利用を世界展開している北米系刻々会社で、リーマンショック後に経営判断から日本支社を撤退させた経緯がある。以上の経緯から、科研費用を繰り越しとして新たな可能性を探った。 その後、2010年度末にロンドンのBarclays Cycle Share Schemeの担当者との連絡がとれコミュニティ・サイクルによる都市モビリティ・マネジメント戦略:ロンドンおよび日本の事例にみる新たな自転車共同利用を企画開催することができた。講演には冒頭の英国人に加えて、我が国の自転車連絡協議会の中から国土交通省都市・地域整備局の自転車他担当者ならびに名古屋市の市役所職員と、札幌市の事業者を招へいした。講演で使用した講演資料はPDFフォーマットで、我々科研のホームサイトのあるウェブ上に載せて広く公開し、講演会参加者および国土交通省の主催する全国コミュニティサイクル情報交流協議会も通じて資料を配付した。
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