2009 Fiscal Year Annual Research Report
災害復興計画策定のための被災後の調査と計画手法の研究
Project/Area Number |
21360301
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Research Institution | Nishinippon Institute of Technology |
Principal Investigator |
岡田 知子 Nishinippon Institute of Technology, デザイン学部, 教授 (30258503)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
後藤 隆太郎 佐賀大学, 理工学部, 准教授 (00284612)
石丸 紀興 広島国際大学, 工学部, 教授 (20034366)
重村 力 神奈川大学, 工学部, 教授 (30116214)
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Keywords | 災害復興計画 / 被災後調査 / 計画手法 / 事業手法 / 地域再生 / 地域社会の持続 / 環境の継承 / 国土保全 |
Research Abstract |
現地調査 福岡県西方沖地震の被災地である玄界島において以下の現地調査を7月12日、9月8日~11日、12月15日の3回にわたって実施し、復興後の地域再生状況について震災前と比較検討した。 ・戸建再建(5戸)、公営住宅再建(市営4戸、県営4戸)、自主再建(1戸)を対象に現状の住居と生活、震災前の住居と生活について平面採取と聞き取り、および震災直後と避難生活の状況、近所づきあいの様子についての聞き取り ・戸建住宅全戸(47戸)の屋根伏図、アプローチ、玄関の位置について採取 ・祭祀空間(神社、お堂、稲荷神社など)のプロット ・共同施設(公民館、火葬場、葬祭場、納骨堂等)の確認 ・生活利便施設(漁協、日常品小売店舗、郵便局、美容院、理容院、旅館等)の確認 ・公的領域への私的領域化の状況を採取(畑、花壇、私物など) ・震災前の居住場所と復興後の住居を確認し、地図上にプロット(全戸) ・古い集落の写真収集 関係者への聞き取り調査 福岡県西方沖地震の復興事業に係わった以下の関係者に対して聞き取りを実施し、復興事業計画策定の経緯について確認した。 ・元福岡市玄界島復興担当部長(6月4日実施) ・復興事業計画を担当したコンサルタント(8月19日実施) 現地視察 岩手・宮城内陸地震被災地の栗原・花山地区において復興状況の視察および被災者への聞き取り、震災復興の会との情報交換会を実施した。(8月24~25日実施) 研究打合せ(3回実施)
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Research Products
(3 results)