2009 Fiscal Year Annual Research Report
アクアポリン4の蛋白複合体とアレイ構造による機能制御に関する研究
Project/Area Number |
21390061
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
安井 正人 Keio University, 医学部, 教授 (90246637)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中尾 和貴 独立行政法人理化学研究所, 動物実験支援ユニット, ユニットリーダー (20217657)
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Keywords | アクアポリン / 蛋白複合体 / 構造機能相関 / 水分子 / 脳浮腫 |
Research Abstract |
1.AQP4 M1アイソフォーム特異的ノックアウトマウス 相同組換えクローン2ラインからそれぞれキメラマウスを作製し、C57BL/6の雌と交配し、F1世代にノックアウトアリルのヘテロ個体がいる事をサザンブロット法及びPCR法により確認した。得られたF1マウスはの一部は、C57BL/6を遺伝的背景に持つF1pリコンビナーゼ、あるいはCreリコンビナーゼのトランスジエニックマウスと交配する事でPGK-neo-pAカセット、めるいはlacZ/PGK-neo-pAカセットの除去を行った。それぞれの遺伝子型についてC57BL/6に対し戻し交配を行うとともに一部ホモ個体を作製し、AQP4タンパク質の発現をウェスタンブロット法により確認したところ、lacZ/PGK-neo-pAカセットを有したホモ個はAQP4のnullマウスである事が分かった。一方、PGK-neo-pAカセットのみを除去したマウス、lacZ/PGK-neo-pAカセットを除去したマウスのホモ個体ではAQP4M23アイソフォームのみの発現は確認できたが、総発現量は野生型より低かった。 2.AQP4完全ノックアウトマウス M1特異的ノックアウトマウスと同様に、キメラマウスを作製後、C57BL/6の雌と交配し、F1世代にノックアウトアリルのヘテロ個体がいる事を確認した。得られたF1マワスの一部は、C57BL/6を遺伝的背景に持つF1pリコンビナーゼ、あるいはCreリコンビナーゼのトランスジェニックマウスと交配する事でPGK-neoカセット、あるいはEGFP/PGK-neoカセットの除去を行った。それぞれの遺伝子型についてC57BL/6に対し戻し交配を行うとともに一部ホモ個体を作製し、AQP4タンパク質の発現をウェスタンブロット法により確認したところ、いずれの遺伝子型においてもAQP4タンパク質の消失が確認できた。
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Research Products
(21 results)
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[Journal Article] Expression and distribution of tight junction proteins in human amnion during late pregnancy2010
Author(s)
Kobayashi, K., Kadohira, I., Tanaka, M., Yoshimura, Y., Ikeda, K., Yasui, M.
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Journal Title
Placenta 31
Pages: 158-162
Peer Reviewed
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[Journal Article] Aquaporin 6 binds calmodulin in a calcium-dependent manner2009
Author(s)
Rabaud, N.E., Song, L., Wang, Y., Agre, P., Yasui, M., Carbrey, J.M.
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Journal Title
Biochem.Biophys.Res.Commun. 383
Pages: 54-57
Peer Reviewed
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[Journal Article] Aquaporin-6 is expressed along the rat gastrointestinal tract and upregulated by feeding in the small intestine2009
Author(s)
Laforenza, U., Gastaldi, G., Polimeni, M., Tritto, S., Tosco, M., Ventura, U., Scaffino, M.F., Yasui, M.
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Journal Title
BMC Physiol. 9
Pages: 1-12
Peer Reviewed
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