2009 Fiscal Year Annual Research Report
ヒストン翻訳後修飾のクロストークと遺伝子転写開始制御
Project/Area Number |
21390085
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
伊藤 敬 Nagasaki University, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (90306275)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中川 武弥 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (50363502)
水崎 博文 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (40467957)
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Keywords | H2A / ユビキチン化 / 脱ユビキチン化 / 転写開始 / 高次構造 / ヒストン / USP21 / クロストーク |
Research Abstract |
本研究はピストン翻訳後修飾の相互クロストークと転写調節因子および共役因子による遺伝子転写開始機構解明を目的とする。試験管内の遺伝子転写を用いてヒストンH2A脱ユビキチン化とヒストンH3K4メチル化がクロストークすることを明らかにした。ユビキチン化H2Aは、別個のヒストンH3の4番目のリジンのメチル化を抑制し、USP21による脱ユビキチン化によりこのヒストンH3の4番目のリジンのメチル化抑制は解除される。ユビキチン化H2Aが直接にヒストンH3の4番目のリジンのメチル化酵素を抑制する可能性が高い。さらに部分精製メチル化酵素MLL3がユビキチン化ヒストンに親和性があるか否かも確認した。MLL3の精製を進めることによりメチル化酵素自体のユビキチン化ヌクレオソームへの親和性、基質特異性をさらに解析できることが判った。
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Research Products
(3 results)
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[Journal Article] A histone chaperone, DEK, transcriptionally coactivates a nuclear receptor.2010
Author(s)
Sawatsubashi, S., Murata, T., Lim, J., Fujiki, R., Ito, S., Suzuki, E., Tanabe, M., Zhao, Y., Kimura, S., Fujiyama, S., Ueda, T., Umetsu, D., Ito, T., Takeyama, K., Kato, S.
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Journal Title
Genes Dev 24
Pages: 159-170
Peer Reviewed
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