2011 Fiscal Year Annual Research Report
臨床の思考過程を組み込んだ効果的な身体診察学習の普及と検証に関する国際共同研究
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21390169
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| Research Institution | Tokyo Medical University |
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Principal Investigator |
大滝 純司 東京医科大学, 医学部, 教授 (20176910)
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| Keywords | 国際情報交換 / 臨床診断 / 診断推論 / 教材開発 / 実技試験 |
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| Research Abstract |
1.指導医向け英語版ビデオ教材の最終版の完成
1)英語版ビデオ教材の見直し:これまでの共同研究で開発してきたHDPEに関する指導医向けのビデオ教材(DVD)について、日本側と米国側で最終的な検討を行い、最終版の内容や使用方法について合意し、英語版を完成させる作業を具体的に計画した。
2)英語版ビデオ教材の完成:1)の合意と計画をもとに、英語版ビデオ教材の最終版を完成させた。完成版を広く配布するために配布用DVD(500枚)を作成した。
2.指導医向け日本語版ビデオ教材の最終版の完成
1)日本語版ビデオ教材の和訳:1.の英語版を基にシナリオや関連資料を和訳し再検討した。
2)日本語版ビデオ教材の作成:1)の検討結果を受けて、HDPEに関する日本語版ビデオ教材の最終版を完成させた。完成版を広く配布するために配布用DVD(1000枚)を作成した。
3.英語語版ビデオ教材の最終版の公開
英語版ビデオを欧州医学教育学会とアジア太平洋医学教育会議で発表し、DVDを配布した。
4.OSCE(客観的臨床能力試験)への応用の検討
この研究活動で得られた知見をもとに、卒業時OSCEや医師国家試験OSCEの検討を行った。
5.研究活動と成果の論文化と医学書の出版
これらのビデオ教材の開発研究活動と成果が論文としてMedical Teacher誌に掲載された。教材が米国医科大学協会(AAMC)の教材を共有するポータルサイトに採択され掲載された。その教材の日本語版を東京大学の医学教育センターのwebsiteに掲載した。さらに、この研究活動をもとにした身体診察に関する医学書を編集し出版した。
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