2009 Fiscal Year Annual Research Report
泌尿器癌における癌・間質細胞相互作用-Storomal Therapyをめざして
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21390442
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
金山 博臣 The University of Tokushima, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (10214446)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 正幸 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (50325255)
福森 知治 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 講師 (10314874)
中逵 弘能 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助教 (50437638)
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Keywords | 癌・間質細胞相互作用 / HGF / Storomal Therapy |
Research Abstract |
1. 膀胱がん細胞株5637にHGFを添加した培養液で培養すると、浸潤能が増強することをすでに示しているが、HGFをさまざまな濃度(0ng/ml、25ng/ml、50ng/ml、100ng/ml)で培養液中に添加し、それらの培養液で培養した膀胱がん細胞5637から採取したcDNAを用い、マイクロアレイを行った。添加濃度での遺伝子発現の差を検討したところ、50ng/mlでほぼデータはプラトーになり、50ng/mlと100ng/mlではほとんど差を認めなかった。0ng/mlに対して50ng/mlにおいて、2-fold up-regulateした分子は28,869分子中23分子で、2-fold down-regulateした分子は28,869分子中3分子であった。2-fbld以上の発現の差を認める分子の中から浸潤に関与している可能性のある分子について、リアルタイムPCRとウエスタンブロット法で再度発現の確認を行い、免疫染色にて局在の変化を検討し、その他の機能解析中である。
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Research Products
(7 results)