2009 Fiscal Year Annual Research Report
iPS細胞の臨床応用における歯科医療安全に関する基礎研究と安全評価方法の検討
Project/Area Number |
21390563
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Research Institution | Tsurumi University |
Principal Investigator |
花田 信弘 Tsurumi University, 歯学部, 教授 (70180916)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野村 義明 鶴見大学, 歯学部, 准教授 (90350587)
今井 奨 鶴見大学, 歯学部, 講師 (80072958)
中村 芳樹 鶴見大学, 歯学部, 教授 (10097321)
山根 明 鶴見大学, 歯学部, 教授 (20166763)
佐藤 慶太 鶴見大学, 歯学部, 准教授 (00280975)
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Keywords | iPS細胞 / 歯科 / 医療安全 / 再生医療 / 歯根膜 |
Research Abstract |
マウスおよびヒトiPS細胞の分与を受け、実験室での培養技術を確立した。更に、正常ヒト歯周靱帯線維芽細胞(HPdLF)よりHuman iPS Cell Generation vector setを用いてiPS細胞の作製を試みた。Human iPS Cell Generation vector setはヒトiPS細胞誘導用組換えレトロウイルスベクターを調製するためのプラスミドDNAのセットである。レトロウイルスベクタープラスミドpDON-5 DNAに、iPS細胞誘導用遺伝子であるOCT3/4とSOX2*、KLF4、LIN28とNANOG*がそれぞれ搭載されている。各プラスミドベクターと、Retrovirus Packaging Kit Amphoに含まれるpGP VectorおよびpE-ampho Vectorを組換えレトロウイルス調製細胞G3T-hi細胞に共導入することで、iPS細胞誘導用組換えレトロウイルスベクターを調製した。このようにして調製された組換えレトロウイルスを、目的細胞であるLonza社製の正常ヒト歯周靱帯線維芽細胞(HPdLF)に導入している。理研より分与を受けたiPS細胞との細胞分化の違い、および安全性の比較試験を行う予定である。
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[Journal Article] Physical function is weakly associated with angiotensin-converting enzyme gene I/D polymorphism in elderly Japanese subjects.2009
Author(s)
Yoshihara A, Tobina T, Yamaga T, Ayabe M, Yoshitake Y, Kimura Y, Shimada M, Nishimuta M, Nakagawa N, Ohashi M, Hanada N, et al.
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Journal Title
Gerontology. 55
Pages: 387-392
Peer Reviewed
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