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2009 Fiscal Year Annual Research Report

研究成果を実践活用する方法の開発-看護学におけるトランスレーショナルリサーチ

Research Project

Project/Area Number 21390569
Research InstitutionFukushima Medical University

Principal Investigator

荒川 唱子  Fukushima Medical University, 看護学部, 教授 (30291561)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中山 洋子  公立大学法人福島県立医科大学, 看護学部, 教授 (60180444)
古橋 知子  公立大学法人福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (30295761)
清水 昌美  公立大学法人福島県立医科大学, 看護学部, 助教 (30404891)
大川 貴子  公立大学法人福島県立医科大学, 看護学部, 准教授 (20254485)
加藤 郁子  公立大学法人福島県立医科大学, 看護学部, 助教 (00457805)
Keywords看護学 / トランスレーショナルリサーチ
Research Abstract

本研究は、研究成果を実践に活用する方法とシステムを開発し、看護の質の向上に役立てる方策を検討することである。平成21年度は、以下に示す4つのプロジェクトが、それぞれに研究成果を実践活用するための活動を展開した。
プロジェクトI〈統合失調症患者の地域生活維持を目指したサポート〉:単科精神科病院にて開発してきた実践プログラムを、病床数が少なく、短期入院が余儀なくされている総合病院内の精神科病棟において展開するにあたって、医療チームメンバーに対して説明およびプログラムの修正の検討を行った。
プロジェクトII〈がん患者のサポートグループ〉:乳がん患者のサポートグループを継続的に実施した(1回/2ヶ月程度)。
プロジェクトIII〈子どもを亡くした家族へのサポート〉:子どもを亡くした家族が医療施設に求めるサポート内容を明らかにした先行研究結果に基づき、施設としての支援システム構築を検討していけるよう準備をすすめた。
プロジェクトIV〈摂食・嚥下障害のある患者のケア〉:研究会を継続的に開催し、実践活用の促進に向けて、介入手技の具体的な伝達や、内容に興味関心のあるスタッフ同士の話し合いを行った。
各プロジェクトにおいて、活動を展開していく中で、「直面した困難な状況」「それを打破していくための戦略」「その戦略を用いた結果」について、フィールドノートに記述し、各プロジェクトの研究者から、活動状況およびフィールドノートに記述した内容について報告し合う場を2ヶ月に1回設定した。現在、報告内容を分析して、研究成果を実践の場で活用する際に直面する困難、および、それを打破するための戦略を抽出しようと検討を行っているところである。

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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