2010 Fiscal Year Annual Research Report
欧州高等教育改革が及ぼす欧州域内外の高等教育プログラムへの影響に関する研究
Project/Area Number |
21402042
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
堀田 泰司 広島大学, 国際センター, 准教授 (40304456)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
二宮 晧 放送大学, 広島学習センター, 所長 (70000031)
上別府 隆男 東京女学館大学, 国際関係学部, 教授 (50350707)
秋庭 裕子 一橋大学, 商学研究科, 講師 (10313826)
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Keywords | 教育学 / 教育政策研究 / ヨーロッパ研究 / 大学の国際化 |
Research Abstract |
今年度は、調査2年目に当たり、各研究者はそれぞれの担当地域で現地調査を行い、2011年2月には第1回中間結果報告として、AIEA([米国]国際教育行政会議)年次総会にて発表を行った。尚、本年度実施が計画されていたドイツ、イタリアにおけるアンケート調査は実施できなかったため、23年度に実施する予定である。以下は、22年度の活動の概要である。 [全員]6月26日に比較教育学会の会場にて、打ち合わせ会を開催。 [堀田](1)4月、ASEM(アジア欧州会合)にてアジアと欧州の単位互換並びに成績評価の互換に関して比較研究の結果を発表。(2)5月、広島大学高等教育開発センターのボローニャ・プロセス研究チームのメンバーに加わり、日本高等教育学会での共同発表に協力。(3)9月4日から25日までイタリアで現地調査し、ミラノ大学、ミラノ-ビコッカ大学、パヴィア大学、ミラノ工科大学、ボローニャ大学、ローマ第3大学、CERIS(イタリア教育政策研究所)、CIMEA(イタリア学術資格認証情報センター)、CRUI(イタリア大学長会議)を訪問。またイタリアのボローニャ・プロセスを推進した2名のボローニャ・プロモータ(専門家)と会談した。 [秋庭]9月14-26日、マレーシアで現地調査を実施し、マレーシアの学生交流事業について調査。(訪問先:欧州委員会マレーシア事務局、マレーシア科学大学、マレーシア国立大学、JASSOマレーシア留学情報センター)、その後も、関係者とのフォローアップのためメール等で情報を収集。 [上別府](1)8月、米国においてボローニャ・プロセスの米国に対する影響に関するデータ収集。(ケンタッキー大学、メリーランド大学、ニューヨーク州立大学、American Council on Education、Amcrican Association of College and Universitiesなどを訪問)(2)Academy for Educational Development、Institute of International Education、Council of Graduate Schools、NAFSA、Lumina Foundation for Educationに対してもメール等で情報を収集。 [堀田、上別府、秋庭]23年2月、AlEA(サンフランシスコ)において、左記3名がボローニャ・プロセスのアジア地域に対する影響に関する研究を発表。
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Research Products
(5 results)