2012 Fiscal Year Annual Research Report
認知症の早期診断と社会対策の最先端研究および国際最新状況に関する海外調査研究
Project/Area Number |
21404002
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Section | 海外学術 |
Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
呉 景龍 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (30294648)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 智 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (20236277)
楊 家家 岡山大学, 自然科学研究科, 助教 (30601588)
峠 哲男 香川大学, 医学部, 教授 (80197839)
福山 秀直 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90181297)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 認知症 / 早期診断 / 脳波 / 画像診断 / fMRI / 視覚 / 聴覚 / 触覚 |
Research Abstract |
平成24年度も代表者と分担者が,医学出身と工学出身の海外研究者と院生を含む国内研究者の協力を得て,欧米やアジアへの現地訪問や通信調査などの手段を用いて,(1)海外での認知症調査研究,(2)認知症診断技術の国際基準の提案,および(3)認知症社会対策の提言を目指して調査研究を実施した. 共同研究者を通じて海外の認知症に関する研究者と連絡を取り,認知症の早期診断と客観的な判断基準の制定が重要であるという共通認識のもとに,認知症に関する認知実験,画像診断,生体信号測定などの実験結果を集め,検討を行った.特に触覚による認知機能の客観的評価方法の有効性を確かめるため,病院などでの臨床実験が可能で汎用性の高い検査装置の設計・制作に取り掛かった.また中国だけでなく,共同研究者を通じてヨーロッパの研究者とも連絡を取り,大規模な臨床実験に向けた計画の立案等装置の開発及び患者データの共有に向けた取り組みを行った.また日本国内の研究分担者間でも画像診断に関する測定結果を持ち寄り,認知機能に関する検討を行った. これまで4年間の,認知症診断国際基準の提案に向けた基礎データの収集,解析,評価,および認知症診断に関する早期診断技術,波形診断技術,画像診断技術へのフィードバックを元に,本研究終了後も引き続き研究代表者,研究分担者間で情報を共有し,研究を進める.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(46 results)