2012 Fiscal Year Annual Research Report
モデル検査技術を活用したソフトウェア設計方法に関する研究
Project/Area Number |
21500036
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
岡野 浩三 大阪大学, 情報科学研究科, 准教授 (70252632)
|
Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2014-03-31
|
Keywords | モデル検査 / モデル駆動開発 / 表明 |
Research Abstract |
本研究では以下のことを行い、ソフトウェア設計へのフォーマルアプローチの適用可能性、有用性を調べる.1.時間オートマトンのCEGARループの抽象化手法を例題に適用し,有用性を示す.2.提案抽象化手法の並列実行アルゴリズムを提案し,有用性を示す.3.既存ソフトウェアに対してJML記述を自動で付加する処理系を提案手法をもとに作成する.4.UML/OCL記述からJML記述を自動導出する方法をもとに 3.とあわせてソフトウェア開発支援システムのプロトタイプを作成する.5.UML/OCL記述から時間オートマトンへ変換する方法と組み合わせ,それらをもとに総合的な設計開発法への展開をはかる. 本年はおおむね4.を行った.OCLJML変換については相互変換をモデルベースで行う手法nituについて効率化を目指した改善をいくつか行い,国際会議等にて発表した.またモデル検査技法を使い,表明生成のためのテストケース生成に役立てるツールについて発表・投稿を行った.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
あとは時間オートマトンを用いた設計総合開発システムへの展開であり概ね1年でできると考える.
|
Strategy for Future Research Activity |
時間オートマトンのモデル検査の研究を進め,またOCL/JML双方向変換を活用したシステムの有効性評価を進めてきたい.
|
Research Products
(13 results)
-
-
-
-
-
-
-
[Presentation] ウィンター ワークショップ2012・イン・琵琶湖開催報告2012
Author(s)
丸山勝久,大森隆行,井垣宏,中村匡秀,伏田享平,角田雅照,風戸広史,岡田譲二, 岡野浩三,坂本一憲,本橋正成,岸知二,野田夏子,小林隆志,林晋平
Organizer
情報処理学会研究報告, Vol.2012-SE-178, No.11
Place of Presentation
琵琶湖コンファレンスセンター(滋賀県)
Year and Date
20121101-20121102
-
-
-
-
-
-