2010 Fiscal Year Annual Research Report
大規模ディジタル合成ホログラムの高速生成が可能なポリゴンベース手法の開発
Project/Area Number |
21500114
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
松島 恭治 関西大学, システム理工学部, 教授 (70229475)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中原 住雄 関西大学, システム理工学部, 准教授 (90067760)
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Keywords | 3次元画像 / ホログラフィ / 応用光学・量子光工学 / ディスプレイ |
Research Abstract |
超高解像度ホログラムの作成 規模については,平成22年度には初年度の倍の8ギガピクセル規模のホログラムを複数作製した.これは水平方向サイズ約10cmで視域角約45度,垂直方向にはサイズ約6.5cmで視域角約35度を実現する世界最高レベルのコンピュータホログラムである. また,CGモデルによる仮想物体のホログラムだけではなく,実在物体と仮想物体を混合したシーンを再生する手法を開発した.これには3Dレーザースキャナを用いる手法と,デジタイズドホログラフィと名づけた合成開口デジタルホログラフィを応用して古典的ホログラフィを完全にディジタル化する手法を開発した. またすでに提案済みのスパースな(疎な)3Dシーンにおける隠面消去手法を発展させ,非常に効果的な隠面消去のアルゴリズムを完成した.これを用いると従来不可能であったような複雑な物体を自己オクルージョンの破綻無しにレンダリングできる.さらに質感制御についても,CGのPhongモデルに基づいて空間スペクトルを制御することによりフラットあるいはスムースな光沢面を再生する手法を開発した. リアルタイム電子ホログラフィの再生 位相型SLMを用いて共役像を抑制した電子ホログラフィのキャリアをシフトすることにより,非回折光と再生像を分離して再生できる電子ホログラフィ再生方式を提案し,実際に意図通りに光学再生されることを確認した.
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Research Products
(19 results)