2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21500505
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Research Institution | Kumamoto Health Science University |
Principal Investigator |
飯山 準一 熊本保健科学大学, リハビリテーション学科, 教授 (00398299)
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Keywords | 温熱療法 / 非薬物療法 / 腎不全 / 低温サウナ / リハビリテーション |
Research Abstract |
ラットからマウスへのモデルの変更:昨年度は、ラットでのモデル作成からマウスへと研究計画を変更した。マウスモデル作成後、短期間で死亡するケースが多く、研究を進めることができずに困ったが、技術的課題が見つかり、改善することで死亡率はほとんどゼロにすることができた。 評価項目の再検討:低温サウナの介入有り無しで腎不全モデルマウスを用いて評価を行う際の細かな評価項目について、共同件研究者である腎臓専門医のグループと定期的にディスカッションを行った。これまでに物理療法が内部臓器障害に治療効果をもたらしたという報告はなく、我々の研究がさきがけになる可能性が高く、説得力のある根拠を提示するために慎重な議論を必要とした。 本年度の総括:前年度もマンパワー不足のために研究の進捗が遅れていたが、マンパワー不足を解消するために学部学生の協力者を2名確保し、知識、技術等、研究に必要はノウハウを指導している。また岩下講師が研究グループに新たに加わり、次年度科研費からは研究分担者として加入した。技術的課題もクリアし、マンパワーの問題もほぼ解決できたので、今後の研究進展が期待できる。
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