2011 Fiscal Year Annual Research Report
障害者スポーツを支えるボランティアの参加動機と活動継続に関する要因分析
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21500611
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| Research Institution | Hokuriku Gakuin University |
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Principal Investigator |
田引 俊和 北陸学院大学, 人間総合学部, 講師 (90387845)
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| Keywords | 障害者スポーツ |
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| Research Abstract |
本研究では、障害者スポーツに携わるボランティアスタッフの特性を把握することによって、障害がある人たちへのより良質なスポーツ環境の整備、あるいは支援スタッフや組織におけるコーチング技術の蓄積に貢献できる実証的な資料を得ることを目的とした。とくに、継続的に障害者スポーツを支援する組織でのボランティア活動者への量的調査(アンケート)を実施した。
具体的には次の3点について調査分析を行うことで、研究目的の遂行を目指した。(1)障害者スポーツに携わるスタッフの意識の特徴、および課題を明らかにする。とくに「参加・継続要因」「情報入手・収集」と、「役割責任や資格・専門性」との関係の分析、および実践上の課題を検討した(平成21年度N=1000)。(2)スポーツ活動に参加する障害当事の家族が持つスポーツに対するニーズ、および課題の把握を試みた(平成22年度N=1000)。(3)普及が遅れているとされる精神障害者のスポーツ活動の実態、および課題を明らかにした(平成23年度N=200)。
調査分析の結果、同一の障害者スポーツ組織内で活動するボランティアスタッフにおいても、その立場や専門性、あるいは研修会等に受講歴によって意識の特徴に有意差があることを確認し、運営マネジメントのための基礎資料を示した。また、精神障害者のスポーツ活動については、実施に向けたニーズはあるものの、会場の確保や会場までの移動に関する課題が重要であることを確認した。
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Research Products
(4 results)
