2009 Fiscal Year Annual Research Report
下肢障害のある人の住宅選択・確保の過程から分析した住宅支援施策の課題
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21500741
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| Research Institution | Japan Women's University |
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Principal Investigator |
小板橋 恵美子 Japan Women's University, 家政学部, 助教 (20512487)
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| Keywords | 障害のある人 / 住宅 / 生活 / 住宅支援施策 |
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| Research Abstract |
平成21年度では研究実施計画に基づき、以下を行った。
1.平成19年度に実施済みの「下肢障害のある人の住宅確保及び支援の実態に関する質問紙調査」の再分析
上記調査の再分析によって、入居拒否に見られる住宅確保上の障壁は実際にあるが、地域差はあまり認められないこと、そして住宅支援に関する情報に接する機会や支援を受けた経験は首都圏居住者にやや多い傾向があることなどが明らかになった。しかし、いずれも大きな有意差は示されなかったことから、下肢障害のある人の状況はさまざまであり、具体的かつ詳細に実態を把握する必要性を確認した。すなわち次年度以降に計画している面接調査を実施することの有用性が確認できた。
2.住宅支援施策および障害者施策に関する文献の収集
上記調査の再分析および次項のプレ調査に集中して取り組んだため、文献、先行研究とも最近刊行・発表されたものの収集にとどまっている。次年度も継続して行う必要性がある。
3.平成22年度に行う予定の面接調査に関するプレ調査の実施
6名の下肢障害のある人に対してプレ調査を実施した。調査データの整理を終えた段階であり、本調査項目の検討と決定が次の作業として残っている。
なお、本年度では面接調査への協力依頼を行う予定だったが、上記の質問紙調査結果の報告を兼ねて行うことで調査に協力くださる人が増えると考え、報告書の作成を行うことにした。そのため年度内に完了しなかった。(2010年4月末現在、調査依頼済み)
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Research Products
(3 results)
