2011 Fiscal Year Annual Research Report
EBNに基づくメタボリックシンドローム改善のための新栄養教育法の効果の評価
Project/Area Number |
21500793
|
Research Institution | Showa Women's University |
Principal Investigator |
渡辺 満利子 昭和女子大学, 生活機構研究科, 特任教授 (20175128)
|
Keywords | メタボリックシンドローム / 栄養教育 / 無作為化比較試験 / 効果 / 評価 |
Research Abstract |
本研究は、無作為化比較試験に基づくメタボリックシンドローム、同予備群を対象に、各対象が保有する生活習慣病のリスク要因の数を減少させるための同プログラム効果の評価を目的とした。 本研究デザインはメタボ及び同予備群改善のための同プログラムの介入効果を介入群、対照群の2種類の評価を非盲検並行群間無作為化比較試験に基づき評価する介入研究である。研究仮説はメタボおよび同予備群を対象とした同プログラムに基づく介入群は、対照群に比べ、厚労省(確定版,2007)に示す生活習慣病リスク要因の個数(リスク個数)が1つ以上減少する者の割合が高い、とした。研究対象は選択基準に基づき選択し、目標症例数180人とした。介入試験アウトラインは、研究対象者の研究参加予定期間は1年間。管理栄養士が6ヶ月間に面接2回と電話支援6回を行い、初回面談時より9ヶ月目にフォローアップの電話支援を行う方式である。平成24年度3月時点での研究対象者は目標症例数180名に対し、登録者は167名(積極的支援群:112名、動機づけ支援群55名)であり、残る13名の登録も予定されている。 以上のように、当該年度の研究成果は、研究プロトコル、メタボリックシンドローム(メタボ)改善のための生活習慣改善プログラムを確定し、研究対象の登録者順に保健指導を逐次遂行し、保健指導経過を含むデータベースを作成した。 内外において、リスク要因が複合しているメタボへの介入効果の評価は確立していない。さらに、無作為化試験に基づく介入研究で実証的に生活習慣改善教育そのものの評価を検討したものは殆ど無く、科学的根拠に基づいた効果的な生活習慣改善プログラムの確立とその評価法の研究は、わが国の生活習慣病蔓延に対し意義があり、極めて重要である。 (昭和女子大学倫理委員会認証番号:08-02, UMIN R000010061)
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(11 results)