2009 Fiscal Year Annual Research Report
青少年への海洋体験型環境教育プログラムの開発-アマモからふるさとの海を考える-
Project/Area Number |
21500891
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Research Institution | Hiroshima National College of Maritime Technology |
Principal Investigator |
清田 耕司 Hiroshima National College of Maritime Technology, 練習船広島丸, 一等航海士助教 (50216503)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水井 真治 広島商船高等専門学校, 商船学科, 教授 (50249843)
大橋 孝治 広島商船高等専門学校, 練習船広島丸, 船長准教授 (30390496)
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Keywords | 体験学習 / 海洋環境教育 / アマモ / ふるさとの海 / 舟艇の活用 |
Research Abstract |
この研究は、小型舟艇を用いて正の環境要因であるアマモ観察を取り入れた海洋体験学習と、ふるさとの海瀬戸内海を「考え・学び・愛する」体験学習のプログラムの開発と学習講座の提供実施を目指し、将来的に近隣地区の小中学校と連携した中等教育から高等教育課程で不足している海の教育の一助とならんことを目標とするものである。 1,4月から7月までの間を研究準備期間として、小型舟艇、観察器材を購入及び本研究に関連する研究機関等を尋ねて情報収集を行い、実施計画の立案を行った。 2.体験学習の対象機関からの要望を考慮し、海洋環境教育対象者用のプログラムを作成した。 3.近隣中学校の総合の時間を使って実施したプログラムでは、体験前に海・船への誘い・慣海性を養うための事前出前授業を実施した。事前授業は、導入だけではなく、その後実海域での体験までの期間に、海へ関心を持たせることが目的であった。 4.主に、7月~9月の間に公開講座等の行事の中で、小学生・中学生・一般対象に各行事・対象者に合わせてプログラムを作成して実施した。 5.実施後には、アンケート及び聞き取り調査を行い、参加者のほとんどが海洋やふるさとの海への関心を高めた結果を得ることが出来た。 6.初年度に得られた結果を持ち寄り、実施した海洋・環境体験教育プログラムを討議した。 また、次年度の実施計画や研究成果の取りまとめ方について討議を行った。 7.初年度の研究実績について、高専シンポジウムにおける講演発表を行った。 今後は、広島商船高等専門学校紀要・高専教育等へ投稿を行う予定である。
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