2009 Fiscal Year Annual Research Report
コンテクストアウェアなシミュレーション教材オーサリングツールの開発
Project/Area Number |
21500946
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
中野 裕司 Kumamoto University, 総合情報基盤センター, 教授 (40198164)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
喜多 敏博 熊本大学, eラーニング推進機構, 教授 (20284739)
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Keywords | eラーニング / オーサリングツール / シミュレーション教材 / 科学教育 |
Research Abstract |
本研究では、プログラミング知識等をあまり必要とせず、一般教員が教育内容に関連するシミュレーションを教材として容易に制作、公開することを可能で、かっ、その教材を利用した詳細な学習活動が学習管理システム(LMS)に記録可能であるコンテクストアウェアなオーサリングツールの開発を目的としている。Webアプリケーション開発を中心に、標準化技術、オープンソースLMSを機能的に融合することで実現を目指す。 平成21年は、プロトタイプの開発を中心に研究を行ってきた。開発環境として、サーブレットコンテナ、HTTPサーバ,Backupサーバ環境を構築し、シングルサインオンでLMS等と認証連携を行った。オープンソースLMSであるSakai, Moodleに関する詳細な情報収集を行い、連携技術をある程度確立した。また、一部、実際の演習中等でプロトタイプの評価を行った。これらは、論文、国際会議、学会等で折に触れて公開してきた。 実際のプログラム開発においては、最近、jQuery等のAJAXやHTML Ver. 5のCANVAS等の技術革新が急速に進んだため、本研究においても、当初Java Appletを中心に考えていたブラウザ側の開発を、jQuery, HTML5やそれらに基づく種々のライブラリ、クロスドメイン化を視野に入れたJSONP等ヘシフトした。その上で、シミュレーション教材をLMSと連携してWebブラウザ上で制作するための、GUI、科学計算、プロット、学習者情報の保存等に関するツール群の開発を行った。
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Research Products
(28 results)
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[Presentation] SSOと複数LMSに対応した Web 時間割システムの開発2009
Author(s)
中野裕司, 喜多敏博, 杉谷賢一, 永井孝幸, 久保田真一郎, 松葉龍一, 右田雅裕, 武藏泰雄, 入口紀男, 辻一隆, 島本勝, 木田健, 志村友行, 宇佐川毅
Organizer
平成21年度情報教育研究集会(E3-3(4pages))
Place of Presentation
東北大学(宮城県)
Year and Date
2009-11-25
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