2010 Fiscal Year Annual Research Report
コンテクストアウェアなシミュレーション教材オーサリングツールの開発
Project/Area Number |
21500946
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
中野 裕司 熊本大学, 総合情報基盤センター, 教授 (40198164)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
喜多 敏博 熊本大学, eラーニング推進機構, 教授 (20284739)
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Keywords | eラーニング / オーサリングツール / シミュレーション教材 / 科学教育 |
Research Abstract |
本研究では、プログラミング知識等をあまり必要とせず、一般教員が教育内容に関連するシミュレーションを教材として容易に制作、公開することを可能で、かつ、その教材を利用した詳細な学習活動が学習管理システム(LMS)に記録可能であるコンテクストアウェアなオーサリングツールの開発を目的としている。Webアプリケーション開発を中心に、標準化技術、オープンソースLMSを機能的に融合することで実現を目指す。 平成22年は、まず、平成21年度に開発した機能の検証を行うとともに、不具合のある部分や未実装部分の開発・実装を行った。実装技術の再検討を行い、Java FXから、ブラウザのプラグインが不必要で、より汎用的が高い、HTML5のcanvasタグとJavaScriptの組み合わせへと完全に移行した。また、jQueryとJSONPを利用したマッシュアップ技術により、学習管理システム(LMS)と異なるサーバから本ツールの機能の提供及び機能別のサービス分散化の実現可能性を示した。システム構成に関しては、移植の容易性を高くし、クラウドを視野に入れたパフォーマンスのスケーラビリティを向上させるため、Linux上のオープンソース仮想環境であるkvm上に各種サーバを移行した。LMSとの連携に関しては、Sakai CLEサーバを導入し、既に全学運用しているシングルサインオンのCASや大学ポータルのuPortalを活用することにより認証連携等を実現した。
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Research Products
(25 results)
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[Presentation] Web-based Time Schedule System for Multiple LMSs on the SSO/Portal Environment2010
Author(s)
Hiroshi Nakano, Kenichi Sugitani, Takayuki Nagai, Shinichiro Kubota, Masahiro Migita, Yasuo Musashi, Norio Iriguchi, Toshihiro KITA, Ryuichi MATSUBA, Tsuyoshi Usagawa
Organizer
Proceedings of IEEE EDUCON (The 1st Annual IEEE Engineering Education Conference) 2010, pp.153-158
Place of Presentation
National University of Distance Education and Technical University of Madrid Madrid, SPAIN
Year and Date
20100414-20100416
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