2011 Fiscal Year Annual Research Report
eラーニングと高性能計算のためのWWWを用いたユビキタス環境の構築
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21500948
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Research Institution | The University of Aizu |
Principal Investigator |
VAZHENIN A・P 会津大学, コンピュータ理工学部, 上級准教授 (10325970)
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Keywords | e-ラーニング / ユビキタス |
Research Abstract |
本年度は、多目的プログラミングプラットフォームの主コンポーネントを設計した。本システムは異なる開発者グループによって設計されたコンポーネントとプログラムを統合することを可能にする。アプリケーションとサービスの効率的な統合を行うための他のコンポジットパタンを調査するために、仮想MVCデザインパタンを開発した。サービス指向津波伝播モデリングツールとeラーニング計算クラウド(eLC2)を含めたアプリケーション指向システムの試作を行った。MOST (Method of Splitting Tsunami)ソフトウェアパッケージの適用を基に、津波伝播モデリングのための本SOAの主コンポーネントを開発した。開発されたソフトウェアツールでは、WEBブラウザを通して、利用可能な計算リソースを調整しながらリモートサーバー上で計算を実現することができる。ユーザ通信は部分的に従来のスタンドアロンのインターフェースと同様である。eLC2は、eラーニングソフトウェアコンポーネントのためのタスク管理手法に基づいている。我々は、自動タスク割り当て、問題生成、計算式の検証のためのコンポーネントを連動させるための手法及びその手法をカプセル化する検証エンジンについて研究を行っている。様々アプリケーションで再利用するため、Wikipedia Miner APIのロジックをラップするアプリケーションエンジンとしてWikipedia Minerサービスを試作した。多読による英語学習(第二言語)を注釈付によって支援するWikiGlossツールを試作した。2つ目のアプリケーションはeラーニング課題について関連するWikipedia記事への説明リンクを提供するためのタスク管理環境のIntelligent Hintsサービスである。これらのコンポーネントはオペレーティングシステムとソフトウェア工学の授業にて応用される予定である。
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