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2009 Fiscal Year Annual Research Report

コンピュータリテラシー設備を活用したロボメカ技術者教育環境の改善

Research Project

Project/Area Number 21500956
Research InstitutionTokai University

Principal Investigator

稲垣 克彦  Tokai University, 情報理工学部, 准教授 (90276775)

Keywords技術者教育 / ロボメカ教育 / 教材開発 / コンピュータリテラシー
Research Abstract

現在,ほとんどの高等教育機関においてコンピュータ実習設備が整備されており,1)全学的なコンピュータリテラシー教育,2)理工系を中心とした専門的ソフトウェアの利用,3)理工系を中心としたソフトウェア教育,を中心に活用されている.しかし,ロボット・メカトロニクス分野における教育(以下,ロボメカ教育)についても,コンピュータの利用が不可欠であるにも関わらず,コンピュータリテラシー用設備を用いた教育の実施例は少ない.その大きな理由として,ロポメカ教育の場合には,様々なハードウェアを伴った教材が必要であり,全学的に使用する設備に対して,そのような機材を導入する事が困難である点が挙げられる.
以上の問題に鑑みて,本研究ではコンピュータリテラシー用設備に導入可能なロボメカ教育用教材の開発と,その教育現場への導入を試みる.本年度においては,教員が使用する教材として,3次元電子黒板の開発を中心に行った.ロボット工学においては,運動学や動力学の教育において空間事象を扱う事が多く,空間把握能力が重要となる.そこで,教育目的に特化した廉価な3次元ディスプレイを開発し,これと3次元力覚入力装置を組み合わせて使用する事により,黒板の3次元化を実現し,実空間に空間事象を描画するシステムを構築し,これについて学会発表を行った.
また,被教育者が使用する教材として,コンピュータリテラシー設備に簡単に持ち込み,使用することができるマイクロコンピュータ実習用ボードの開発を行っている.これについては22年度において,実際の講義科目に導入し,通常講義と並行して一人一台の環境で,連続的なカリキュラムベースによる教育の実施を試行する予定である.

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 空間事象の教育を目的とした簡易型3D電子黒板2009

    • Author(s)
      稲垣克彦
    • Organizer
      計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
    • Place of Presentation
      芝浦工業大学(東京都)
    • Year and Date
      2009-12-24

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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