2010 Fiscal Year Annual Research Report
ポーリングシステムのImportance Sampling技術に関する研究
Project/Area Number |
21510143
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Research Institution | Nagoya Institute of Technology |
Principal Investigator |
馮 偉 名古屋工業大学, 工学研究科, 准教授 (30252307)
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Keywords | ポーリングシステム / IEEE802.16(WIMAX) / Importance Sampling / システムの定常分布 |
Research Abstract |
平成22年度では、ポーリングシステムの応用と離散時間待ち行列モデルの研究を行った。具体的に、1)Stochastic Complement方法を用い多重閾値コントロールをもつ離散時間待ち行列モデルの解析を行った。システムの定常分布を求めた。2)ポーリングとコンテンション方式を用いたIEEE802.16無線システムの性能を行列解析方法で解析した。システム定常分布が満たす理論方程式を求め、シミュレーションを行った。そして、システムの呼損率及び強制終了率を計算し、システムの性能評価を行った。これらの結果は既に3つの論文にまとめ、一つは日本国内学会にて発表し、一つは6月にシンガポールに開かれる国際会議にアックセプトされた。もう一つは投稿中である。22年度の結果はポーリングシステムの応用研究であり、それに基づいて23年度では、ポーリングシステムの安定性と大偏差性質を研究し、システムのオーバフロー確率を求Importance Sampling技術の理論研究とシミュレーションを行う予定である。
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Research Products
(2 results)