2012 Fiscal Year Annual Research Report
「和久里融通大念佛狂言」の基礎的研究―無言仮面劇の国際比較を軸として―
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21520225
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Research Institution | Maizuru National College of Technology |
Principal Investigator |
村上 美登志 舞鶴工業高等専門学校, 人文科学部門, 教授 (40290762)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 福井・和久里 / 小浜・西方寺 / 京都・壬生寺 / 佛教儀礼 / 佛教伝承民俗芸能 / 唱導 / 無言仮面劇 / 能・狂言 |
Research Abstract |
本年度の研究実績は、昨年に引き続き国内外における「融通大念佛狂言」・「無言仮面劇」関係等に関する実態調査・研究、並びに文献調査・サンプル採集等を主としたものである。 研究実績の内実は以下の通り。 ①福井県、京都府、兵庫県各三府県における「融通大念佛狂言」伝承社寺の聞き取り調査等。 ②中国の研究協力者との打ち合わせ。広州中山大学、上海復旦大学等の研究協力者を中心に文献調査、サンプル採集等を行なった。また、「和久里融通大念佛狂言」に関する中国語論文二本を中国の大学の学術研究誌に掲載し、平成二十四年度内に発刊の手筈であったが、日中間の領土問題がこじれたため、発刊直前で無期延期となり、掲載見送りになった。 ③「和久里融通大念佛狂言」保存会関係者より、八度目の聞き取り調査を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
中国の大学の学術研究誌に掲載予定の中国語論文二本が尖閣問題のあおりを受け、発刊が無期延期となり、事実上の発刊見送りとなった以外は、概ね順調に進捗している。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究課題も最終年に入ったが、これまで通り、国内外の文献調査、サンプル採集等を基軸にして研究課題を推し進め、纏め上げる予定である。
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