2011 Fiscal Year Annual Research Report
「分離独立文学」を素材とする南アジア英語文学の総体的把握
Project/Area Number |
21520268
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Research Institution | Tsuru University |
Principal Investigator |
大平 栄子 都留文科大学, 文学部, 教授 (20160616)
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Keywords | 英語 / 文学 / 南アジア |
Research Abstract |
[基礎資料の収集] 1.インド文化評議会主催の国際タゴール学会に参加・発表(招聘)し、タゴールのナショナリズムをめぐる問題について、インド文学アカデミー理事のインディラ N. チョードリ他学会参加者と意見交換をした。 2.アジア協会主催の国際タゴール学会に参加・発表(招聘)し、さらに、分離独立研究者である、ジャソダラ・バグチ教授と、ジェンダーの視点から、分離独立文学について意見交換をした。 3.ジャイプール文学祭のこの課題に関するセッションに参加し、分離独立をテーマとした代表的テクストの著者である、シャシー・タルール、グルチャラン・ダス、バングラディシュの分離独立をテーマとした代表的テクストの著者である、タハミーマ・アナム氏、最も注目されるパキスタンの英語文学作家、ムハンマド・ハニーフ氏、ジェンダーの視点を持つ代表的インド作家であり、かつ文学祭の主催者である、ナミタ・ゴーカレ氏にインタビューをし、意見交換をした。 4.最新の分離独立文学テクストを収集し、インド英語文学研究書の年表を完成させた [分析] 1.インドを代表するギータ・ハリハランのテクストの独自な身体表象を分析し、インドを代表するジェンダー研究国際誌に投稿し、掲載された。 2.これまでの研究成果をまとめ、『インド英語文学研究-印パ分離独立文学と女性』という著書として出版すべく、その原稿を出版社に提出した。
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Research Products
(5 results)