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2012 Fiscal Year Annual Research Report

台湾現代詩のモダニズムとポストモダニズム

Research Project

Project/Area Number 21520375
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

三木 直大  広島大学, 総合科学研究科, 教授 (10190612)

Project Period (FY) 2009-04-01 – 2013-03-31
Keywords台湾文学 / 現代詩 / モダニズム / ポスト・モダニズム
Research Abstract

最終年度も引き続き、池上貞子氏(跡見学園女子大学)佐藤普美子氏(駒沢大学)松浦恆雄(大阪市立大学)を連携研究者とし、台湾現代詩研究会を組織して、(1)台湾現代詩の研究と翻訳紹介(2)台湾から詩人・研究者を招聘し、日本の詩人にも参加を依頼しての研究会開催及び公開形式の台湾現代詩ワークショッフ゜開催を大きな柱として研究をすすめた。
(1)については、当初より計画の翻訳詩集(台湾現代詩人シリーズ第II期、思潮社)全5冊を昨年度までに全巻の刊行を終えている。鴻鴻、陳育虹、洛夫、杜國清、陳克華の各詩人は、台湾現代詩史において画期を記す詩人たちであり、各詩集には研究成果の一部である詳細な解説・年譜等も付している。
(2)については、H24年4月開催の第4回「人間、このクィアなるもの」(昨年度計画の繰越分)に引き続き、台湾から洛夫氏(バンクーバー在住)、日本から辻井喬氏の協力をえて、第5回「台湾・日本・戦後詩」を開催し、植民地からの解放と戦後のありかた、冷戦と近代などの諸問題の、現代詩における表象をめぐって議論した(CIC東京)。ワークショップについては2冊の報告集の作成したほか、『現代詩手帖』2012年11月号の「人間、このクィアなるもの(特集・詩にとってセクシュアリティとは何か)」(高橋睦郎・陳克華対談、三木司会)及び『現代詩手帖』2013年1月号の「戦争・近代・伝統―日本/台湾、詩の半世紀」(洛夫・辻井喬対談、三木司会)などで、議論の詳細な内容その他の研究成果を発表している。
また、研究代表者は5月に一橋大学で開催された日本台湾学会第14回学術大会における詩人・趙天儀氏の記念講演において、氏の文学的業績を中心にコメンテーターを担当するなど台湾詩人・研究者との交流を行う他に、台湾の国家図書館などで当該課題に関する資料調査を継続して行っている。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2012

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 陳克華詩のクィア策略2012

    • Author(s)
      三木直大
    • Journal Title

      現代詩手帖

      Volume: 2012年11月号 Pages: 71-76

URL: 

Published: 2014-07-24  

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