2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21520423
|
Research Institution | Reitaku University |
Principal Investigator |
井上 優 麗澤大学, 言語教育研究科, 教授 (30213177)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
定延 利之 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (50235305)
渋谷 勝己 大阪大学, 文学研究科, 教授 (90206152)
高木 千恵 大阪大学, 文学研究科, 准教授 (50454591)
坪内 佐智世 福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (80315019)
橋本 礼子 (舩木 礼子) 神戸女子大学, 文学部, 准教授 (00454736)
|
Keywords | モダリティ / 助詞 / 文末詞 / 日本語方言 / 心的態度 |
Research Abstract |
本研究は,日本語方言の終助詞に関する先行研究の成果を一般言語学的な観点から整理し,終助詞の意味を分析的に記述する一般的な枠組みを整備するとともに,終助詞の意味の方言間比較をおこない,日本語方言の終助詞の意味がどのように類型化されるかを明らかにすることを目的としている。 平成23年度は次のことをおこなった。 ・以下の研究会(非公開)を開催した。 ・疑問終助詞の日中対照,終助詞とジェスチャー,青森方言の「ビョン」(2012年2月26日,麗澤大学) ・富山方言の「チャ」,山口方言の「イネ」,博多方言の「タイ」の意味比較(2012年2月21・22日,神戸女子大学) ・砺波方言・高岡方言の「テヤ」(2012年3月12日,広島大学) ・全国方言の確認要求の終助詞(2012年3月13日,滋賀大学) ・「方言終助詞研究総覧」作成のための先行研究の収集と情報の整理をおこなった。 ・得られた知見を論文の形で発表した(論文4件)。いずれも終助詞のみを扱ったものではないが,終助詞の意味に関する研究の成果が含まれている。
|
Research Products
(4 results)