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2009 Fiscal Year Annual Research Report

メチェ語の再活性化のための記述研究と紙芝居を用いた実証研究

Research Project

Project/Area Number 21520458
Research InstitutionMimasaka University

Principal Investigator

桐生 和幸  Mimasaka University, 生活科学部, 准教授 (30310824)

Keywords言語学 / 国際研究者交流 / メチェ語 / 文法記述 / 言語保存と再興 / ネパール:インド
Research Abstract

若手研究で録音済みの書き起こしが終わっていなかった物語1篇を書き起こした。また、8月に現地協力者の協力を得て、新たに4本の物語の録音し、書き起こしを行った。これを基に、年度末から、本学幼児教育学科の学生の協力を得て、現在2本の物語の紙芝居化を進めている。また、書き起こしたデータに基づいて、格の特徴について再分析を行い、2月にインド・アッサム州グワハティ市で行われた5th NEILSにおいて発表を行った。本発表では、主格マーカーである=aが、主格名詞だけではなく対格名詞に現れ、その場合、対格=khou共起することもあるのだが、ディスコース上卓立した参加者であることを明示するマーカーとして機能していることを明らかにした。同時期に、アッサム州コクラジャールを起点とし、西ベンガル州を経て、各地のメチェの村を訪問し、語彙比較調査を行った。その結果、アッサム州のボド語から西ベンガル州のボド語への連続性をある程度確認できた。また、西ベンガル州内でも東と西とで語彙が変化していく様子を確認できた。また、インドのコクラジャールとハシマラ、および、ネパールのゴラマラにおいて、まったく同じプロットの物語を採集できた。今後、音声、文法、表現の比較を行う予定である。1月には、主要協力者を招へいし、正書法の原案作成とメチェ語辞典作成の技術指導を協力者に行った。2月下旬に、ネパールにおいて、Meche Samaj Sibhiyari Aphadのメンバーとともに、デヴァナーガリー文字を用いた正書法についての会議を行い、正書法のドラフト案を協議した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2010

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Grammaticalization of the nominative marker into a discourse marker2010

    • Author(s)
      Kazuyuki Kiryu
    • Organizer
      5^<th> North East Indian Linguistics Society
    • Place of Presentation
      ドンボスコ研究所(インド・クワパティ市)
    • Year and Date
      2010-02-14

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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