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2009 Fiscal Year Annual Research Report

タマン諸語とカイケ語の記述、および他のヒマラヤ諸語との言語系統、接触に関する研究

Research Project

Project/Area Number 21520463
Research InstitutionNagoya College

Principal Investigator

本田 伊早夫  Nagoya College, 英語コミュニケーション学科, 教授 (10269681)

Keywords歴史言語学 / チベット=ビルマ諸語 / ヒマラヤ諸語 / 言語系統 / 言語接触 / タマン諸語 / カイケ語
Research Abstract

21年度は下記の研究を行った。(1)2009.7月-8月にかけてネパールにてカイケ語の現地調査を実施した。調査では主に、更なる語彙の収集と併行して、カイケ語の音調構造の調査、データの収集に従事した。(2)2009.12月-2010.1月にかけてネパールにてカイケ語の現地調査を実施した。調査では主に、夏の調査(とそれ以前に)で収集したカイケ語の音調に関するテータの分析結果/仮説を検証しながら、更なる語彙の収集と、音調構造の調査、テータの収集に従事した。(3)現地調査で収集したカイケ語のデータを分析し、特に音調構造に関する理論構築を進めた。(4)現地調査で収集したカイケ語の語彙およびその音韻/音調構造と、以前に収集したタマン諸語、チベット語諸方言、その他のヒマラヤ諸語、チベット=ビルマ諸語の語彙、およびその音韻/音調構造と比較、分析し、同源形の推定、借用語の特定などの作業を進めた。(5)本年度の研究成果を来年度夏に開かれる国際学会にて発表するべく、データの整理と論文執筆の準備を進めた。(6)新しく発表/刊行されたヒマラヤ諸語(特にチベット語方言、ブータン周辺のチベット系言語)についての論文/データ等を分析し、(4)で述べた言語比較作業上必要な理論的検討作業を進めた。

  • Research Products

    (2 results)

All 2010 2009

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] セケ語の格標識について2010

    • Author(s)
      本田伊早夫
    • Journal Title

      チベット=ビルマ系言語の文法現象1:格とその周辺

      Pages: 109-126

  • [Journal Article] Some notes on `gold' and `road' in Zhangzhung and Tamangic.2009

    • Author(s)
      Isao Honda
    • Journal Title

      Senri Ethnological Studies (Issues in Tibeto-Burman Historical Linguistics) 75

      Pages: 99-117

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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