• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2011 Fiscal Year Annual Research Report

二葉亭四迷「浮雲」の電子データ化およびそれに基づく各種索引作成と研究

Research Project

Project/Area Number 21520480
Research InstitutionKyoritsu Women's University

Principal Investigator

半澤 幹一  共立女子大学, 文芸学部, 教授 (50146528)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 服部 隆  上智大学, 文学部, 教授 (10289598)
倉田 靜佳  東京国際大学, 人間社会学部, 准教授 (50585982)
Keywords国語学 / 国文学
Research Abstract

3年間の最終年度として、以下の研究成果をまとめ、その電子データをDVDに収めた。
1.凡例2.新編浮雲(再版)本文3.新編浮雲(再版)語彙索引4.新編浮雲(再版)漢字索引5.新編浮雲初版・再版の異同一覧6.遠藤好英氏架蔵再版本(PDF)
これらのデータの研究上の意義については、研究当初より明らかにしてきたが、より具体的にそれぞれについて挙げれば、以下のようになる。
1.は、とくに語彙索引・漢字索引における単位認定や語・文字の同定などについて、資料に即した、新たな方法を明らかにした。2.では、電子データ化自体もさることながら、従来は無視されてきた、漢字の字体、変体仮名、各種符号などを極力再現できる方法を試みた点に、意義がある。3.および4.は「浮雲」のみならず、近代資料における、ほとんど初めてといえる、電子データによる索引である。5.および6.は、これまでに公開されることのなかった成果であり、当時の出版状況を検討するうえでも好個のデータである。
全体として、近代当初の日本文学・日本語・出版などに関する今後の研究にとって、資料それ自体の価値はもとより、電子データとすることによって、目的に応じて、その改変・加工が可能となり、飛躍的な展開が期待できる。

Research Products

(1 results)

All 2012

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 嵯峨の屋おむろ「薄命のすゞ子」の「である」体-節(Clause)を用いた文体分析の試み(四)-2012

    • Author(s)
      服部隆
    • Journal Title

      上智大学国文学科紀要

      Volume: 29号 Pages: 113-143

URL: 

Published: 2013-06-26  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi