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2009 Fiscal Year Annual Research Report

量的・質的ビリーフ研究から海外ノンネイティブ日本語教師の研修に必要なものを探る

Research Project

Project/Area Number 21520549
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

坪根 由香里  Waseda University, 日本語教育研究センター, 講師 (80327733)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小澤 伊久美  国際基督教大学, 教養学部・日本語教育課程, 講師 (60296796)
Keywords教師論 / 教授法 / 学習理論 / ビリーフ / PAC分析 / 教師研修 / 構造方程式モデリング
Research Abstract

1.研究目的
本研究の目的は、日本語を母語としない教師(NNT)のビリーフ現地調査を量的・質的両面で実施し、NNTの教師研修にどのような視点が必要かを考えることである。
2.研究方法
量的調査:ビリーフ質問紙調査を行い、構造方程式モデリング(SEM)によって分析を行う。SEMでは各因子間の相関・因果関係が表されるため、ある事柄の原因がわかることで教師研修にも役立てられると考える。
量的調査:自由連想とその類似度評定に基づくインタビューを主とするPAC(Personal Attitude Construct)分析法を用いる。
3.研究成果
平成21年度はタイにおいて量的・質的調査、韓国において質的調査を実施した。タイでは、大学で日本語を教えるタイ人日本語教師を対象として9月にピリーフ質問紙調査を実施し(236部配布、143部回収)、現在入力作業が終わってSEMによる分析を開始したところである。一方、国際交流基金バンコク文化センターが行っている現職教師研修の受講生3名を対象としてPAC分析を行い、研修前後(5月・9月)の意識変化を調べた。さらに、新人教師4名(うち2名は上記研修受講生)と経験教師4名に対してもPAC分析を実施し、その内容を比較することで日本語教師に必要なものを探ろうとしている。現在、両質的調査のインタビューデータの分析を進めているところである。また、2月には韓国において大学で日本語を教える韓国人日本語教師を対象とした質的調査を行った。韓国では現在日本語教師に対する研修が行われていないため、研修前後の調査は行わず、新人教師4名と経験教師5名に対してPAC分析を実施した。現地では、来年度ビリーフ質問紙調査を実施するための準備をあわせて行った。
研究成果に関しては、昨年度行ったパイロット調査の結果をまとめ、NNTに対してPAC分析を行う意義と留意点について発表を行った。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] ノンネイティブ日本語教師に対する「いい日本語教師」に関するPAC分析:その結果およびPAC分析使用の意義と留意点2009

    • Author(s)
      坪根由香里・八田直美
    • Organizer
      お茶の水女子大学日本語言語文化学研究会第38回研究会
    • Place of Presentation
      お茶の水女子大学
    • Year and Date
      2009-07-11

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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