2009 Fiscal Year Annual Research Report
高校進学を目指す外国人生徒のための社会科対訳補助教材の開発
Project/Area Number |
21520555
|
Research Institution | Himeji Dokkyo University |
Principal Investigator |
山崎 恵 Himeji Dokkyo University, 外国語学部, 教授 (10230385)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中嶋 佐恵子 姫路獨協大学, 外国語学部, 准教授 (00299124)
西村 秀夫 姫路獨協大学, 外国語学部, 教授 (00164591)
山中 忍 姫路獨協大学, 外国語学部, 教授 (30412076)
田村 祐之 姫路獨協大学, 播磨総合研究所, 准教授 (70319888)
中村 麻結 姫路獨協大学, 外国語学部, 講師 (20412075)
|
Keywords | 外国人生徒 / 対訳補助教材開発 / 中学社会科歴史 / 中学社会科地理 / 中学社会科公民 / 英・中・韓・西・葡・越語訳 |
Research Abstract |
H21年度は、3年前(H18年)に作成した中学社会科対訳補助教材「歴史」「地理」「公民」の日本語版について、誤りの訂正や修正などの改訂作業を主に行った。前回同様、「中学社会科補助教材」作成・開発プロジェクトチームを結成し、「歴史」「地理」「公民」の分野別に分担を決め、作業を進めた。メンバーは前回の教材作成・開発に携わり、現在も公立学校で外国人生徒の指導をしている者、ボランティア教室で教科学習支援に携わっている者を含め、新たに本学で日本語教育を専攻する大学院生にも加わってもらった。本プロジェクトチームのメーリングリスト(ML)を作成して、連絡事項をMLで流したり、進捗状況や情報を共有したりするなど活用している。日本語版の改訂作業に必要な全国高校入試問題・出版社の異なる中学社会科教科書・学習指導要領等の図書を購入し、分野別にミーティングを行い、入試の出題傾向や特徴を分析した。アクセスさえすれば必要とされるところに供給できるよう、web上に教材を公開することが、本研究にとって意義があり、重要な点なので、どのような形態が望ましいか検討するため、本学情報処理の専門家に依頼してホームページ作成ソフト講習会を実施した。H22年度に新たにプロジェクトチームに加わってもらう院生(M1)のために、今後も講習会を行う予定である。H22年度は、昨年度に引き続き、分担別に日本語版の修正・改訂作業を続け、完成したものから順次、研究分担者に電子データを渡して、英語版、ベトナム語版、中国語版、韓国語版、スペイン語版、ポルトガル語版の翻訳にとりかかる予定である。その作業と並行しながらWebページ用の雛形を考案・作成する。
|