2010 Fiscal Year Annual Research Report
社会認知的アプローチに基づく教室内第二言語習得と動機づけの国際比較研究
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21520569
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
木村 裕三 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学系), 教授 (80304559)
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Keywords | 社会認知的アプローチ / 質的動機づけ研究 / 社会文化理論 |
Research Abstract |
研究目的:韓国および中国 ・本年度は、韓国水原外国語高等学校におけるProject-Based Learning(PBL)を基軸とする授業の参与観察を開始し、質的・量的データを収集した。また、北京と内モンゴル自治区シリンホトを訪問し、平成23年度から開始する中国での授業実践についで打ち合わせを実施した。さらに、平成21年度までのデータ分析を進め、学会発表を行った。 実施内容(韓国) ・平成22年7月1日に韓国水原外国語高等学校を訪問し、今回の授業実践提供者である元(Won)教諭と打ち合わせを実施した。 ・平成22年7月27日~7月零日まで、PBLに基づく元(Won)教諭の授業実践を観察し、録画した。さらに、この間に、事前・事後ライティングを5名の生徒に課し、その様子を録画した。 ・平成22年11月1日~5日まで、第2回目の元(Won)教諭の授業実践を観察し、録画するとともに、5名の生徒に対し、事前・事後ライティングを課し、その様子を録画した。さらに、元(Won)教諭と5名の生徒に対し、7月に観察した授業に対するインタビューを実施した。 実鋸内容(中国) ・平成22年9月13日に内モンゴル自治区シリンホト市シメイ第二中学を、9月15日に北京市中央民族大付属中学をそれぞれ訪問し、平成23年度から開始する実践授業への協力について打ち合わせを実施した。 データ分析と成果発表 平成21年度に収集したデータの分析を進め、成果の一部を国際学会で口頭発表し、今後の研究の方向性に大きな成果を得た。
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