2012 Fiscal Year Annual Research Report
グローバリゼーションにおける小学校英語教育と英語教員養成プログラムの研究
Project/Area Number |
21520581
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
與儀 峰奈子 琉球大学, 教育学部, 准教授 (80284933)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石川 隆士 琉球大学, 法文学部, 教授 (60315455)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 小学校英語教育 / 英語教員養成 / グローバリゼーション / 英語教育カリキュラム / 遠隔交流 / 国際理解教育 / 英語教員研修 / 教育インターンシップ |
Research Abstract |
本研究はグローバリゼーション時代における英語教育カリキュラム、英語教員養成、現職教員の再教育の効果的な在り方について調査・分析を行い、沖縄県内の教育機関に対し提言することを目的とする。ボーダーレスな時代を迎え、英語教員の資質として「英語運用能力」「英語教授力」「異文化理解」「自文化理解・発信」「グローバルな視野」等が更に要求されるようになった。このような特質を備えた英語教員養成を実施するための一方策として、平成22年度から英語教員養成系授業においてEUの教育機関、ハワイ大学、グアム大学とテレビ会議(遠隔交流)を実施している。その内容としては英語教員志望学生の資質向上のために英語による学校・地域文化紹介、模擬授業、沖縄関連教材の発表を含む参画型実践を行っている。この一連の活動で得られた成果については5つの国際学会で口頭発表を行い、3篇の論文を国際学会誌に掲載した。 1)外国語・英語教育の先行研究および実態調査: EUにおける英語教育・外国語教育に関する調査・分析を基盤としながら、関連する調査範囲および調査対象を再検討し、実態調査を継続した。また、遠隔交流相手の地域における英語教育・外国語教育に関する情報を収集した。また、英語力診断テストの客観的数値との比較も行いながら遠隔交流を活用した英語教育に関する検証も行っている。 2)教育機関との連携:小中高大と海外の教育機関との遠隔公開授業を実施し参画型交流学習を試みるなど、継続的に遠隔交流を通して連携体制を積み上げている。この一連の活動のカリキュラムへの導入や教員の再教育のための方法論を明確化させながら教育現場や教育センターへフィードバックを行った。(上記の実績を踏まえ、グローバル化時代の要請に応えつつ、地域社会と連携協力した現職教員の再教育と英語教員養成プログラムの充実強化に貢献した。)
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)