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2010 Fiscal Year Annual Research Report

Web2.0の活用法による学習者のSLAと学習動機の効果に関する研究

Research Project

Project/Area Number 21520603
Research InstitutionCyber University

Principal Investigator

ROBERT CvItkovIc  サイバー大学, 国際文化学部, 准教授 (00412627)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 坂本 美枝  サイバー大学, 総合情報学部, 准教授 (60454196)
BOVEE Nicholas  九州産業大学, 語学教育研究センター, 講師 (20536247)
KeywordsSerious Games / SLA / e-learning / Web 2.0 / English language / game based learning
Research Abstract

自己決定理論に基づき、第2言語としての英語習得へ学生の興味を増すべく、英語の集中訓練が可能な3Dの学習環境を作成した。オーサリング・ツールを使用し、3DアドベンチャーRPGの形式とした。このRPG型英語学習環境には、英語習得のためのゲームデザインが盛り込まれている。つまり、学生は3DのRPG的世界において、自身のアバターを動かし、英語の会話を聞きながらさまざまなタスクをこなし、フィードバックを得てゴールに到達することになる。学生の英語学習に対する興味を増大させるという目的について測定を行ったところ、以下の結果を得ることができた。対象者は英語学習に対してモティベーションが低く、英語力も不充分な学生(185名)である。コンピュータ室でRPG型英語学習教材に60分取り組んでもらった。RPGプレイ中のビデオ、プレイ中に「ヘルプボタン」を押したタイミングと回数のデータ、プレイ後のアンケートと短いインタビューを分析に用いた。アンケート項目には、「興味」「ゲームの上手さ」「フィードバックの有効性」「直感的操作性」、さらに「またこのRPG型教材をやってみたいか」などがある。要素分析は23項目において実施され、適切な項目の振り分けの結果、「興味」「上手さ」「フィードバック」に対して4項目ずつ、「直感的操作性」に対して3項目、「またやってみたいか」に対して1項目の、計16項目が最終的に残った。「興味」を従属変数として重回帰分析を行ったところ、「ゲームの上手さ」「フィードバックの有効性」が1%以下の水準で有意との結果が得られた。先行研究に照らして考えると、「RPGにおける各タスクが上手くできる」という感覚を増し、即時的/継続的なフィードバックを与えることで、モティベーションの低い学生に対して英語への興味を引き起こすことが可能であるとわかった。

  • Research Products

    (3 results)

All 2010

All Presentation (3 results)

  • [Presentation] Increasing Engagement Using Game Design Principles2010

    • Author(s)
      Bovee, N. Cvitkovic, R
    • Organizer
      全国語学教育学会
    • Place of Presentation
      名古屋
    • Year and Date
      20101100
  • [Presentation] e-learning : Increasing Motivation through Feedback2010

    • Author(s)
      Cvitkovic, R. Bovee, N
    • Organizer
      全国語学教育学会
    • Place of Presentation
      名古屋
    • Year and Date
      20101100
  • [Presentation] 教育用3Dゲームに向けて:3Dゲームから私たちが学べること2010

    • Author(s)
      Robert Evitkovic
    • Organizer
      全国語学教育学会
    • Place of Presentation
      名古屋
    • Year and Date
      2010-11-20

URL: 

Published: 2012-07-19  

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